キャリア・教育

2018.04.30 20:00

ピュリツァー賞作家から学ぶ、人生を変える5つのヒント


4. 運は自分で切り開く

夢を追求する上で、運の良さはそこまで関係ない。足を動かし努力をするのは自分自身だ。

パークスは、このポイントを体現している。彼女は2002年、戯曲365作品を365日で書く試みを始めた。パークスはホテルの部屋でも空港のセキュリティーチェックの列でも、どこでも作品を執筆し、米紙ニューヨーク・タイムズが「史上最大で最も複雑な初演作品」と称した劇を作り上げた。彼女の『365 Days/365 Plays(365日/365作)』は、米国中で600以上の劇団が公演した。これは運ではなく、努力のたまものだ。

5. 恐怖心には笑顔で向き合う

不安とリスクを取ることは、切っても切り離せない。自分の疑念と向き合いほほ笑むことができるなら、ためらう可能性は低くなるはずだ。私は、ある高給な仕事を始めたとき、恐怖と落胆を感じたことがあった。胃が痛み、辞めるべきだと感じたので、たった4日ほど勤務しただけで辞めてしまった。

歩いて帰宅する途中、自分が何をしてしまったのかにハッと気づいた。顔を上げると、ピエロの格好をした男性が公園内を一輪車で走っているのが見えた。私はほほ笑んだ。彼にこれができるのであれば、私も困難を切り抜けられると思った。

インスピレーションが必要な場合は、スーザン=ロリ・パークスを手本としてほしい。彼女の人生と作品からは、必要なものが得られるはずだ。

編集=遠藤宗生

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