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キャリア、求職活動及び労働人口の中のミレニアル世代について執筆


4. 必ずしも投資回収できるとは限らない

上位のMBAコースに入学しない場合は特に、卒業後も期待していたほどの収入は得られないだろう。一方で、世界の一流経営大学院に入学した場合の投資額は膨大だ。

英紙フィナンシャル・タイムズによると、世界の経営大学院トップ100校の現在の学費は、卒業から3年後の税引前給与の8.7か月分に相当する。その他のコストや生活費を加えれば、米国の一流MBAコースに2年間通った場合の費用は総額30万ドル(約3200万円)を超える。これを相殺し、利益が得られるようになるまでにはどれくらいの時間がかかるだろう? 学生ローンの返済がどうなるかなど、考えたくもない問題だ。

たとえ雇用主が授業料を肩代わりしてくれるとしても、それには時間という代償が付いてくる。雇用主へのコミットメントとして、その会社で働かなければならない期間は何年になるだろうか? 5年以上も転職できないのであれば、新たな学位を得る意味などあるだろうか? 時間をあまり浪費せずに済むような他の方法で自己投資を開始しよう。

周囲の人が全員MBAを取っているように感じられても、「皆がしていることだから」という理由で入学を決めないこと。(人生の一般的なアドバイスでもあるが、皆がやっていることが自分にも役立つとは限らない)

自分をよく理解し、特定のキャリア目標を達成する上で重要なものは何かを見極めよう。今すぐ始められることはいろいろあり、多くは無料のものだ。待っている時間などない。

翻訳・編集=出田静

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