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2018.04.23

アリアナ・グランデ、爆破テロ後初の新曲で「もう泣かない」

Tinseltown / Shutterstock.com

アリアナ・グランデが待望のニューシングル「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」を発表した。

約2年ぶりとなる新曲のタイトルは「もう流す涙は残っていない」を意味し、「強い心を持って生きていこう」というメッセージを感じさせる。グランデの力強い歌声を堪能できる楽曲で、リミックスが出ればクラブを盛り上げることも必須だろう。

この曲はストリーミング及びダウンロード購入が可能で、PVもグランデの公式ユーチューブチャンネルで公開された。撮影したのはケンドリック・ラマーの「ハンブル」のPVを手掛けたデイブ・マイヤーズで、映画「インセプション」を思わせるような映像に仕上がっている。

グランデは2018年に入ってから初めてツイッターを更新し、「missed you(会いたかった)」などのツイートで何らかの動きがあることを示唆していた。

グランデは2017年の初めにサードアルバム「デンジャラス・ウーマン」から最後のシングル「エヴリデイ」をシングルカットして以来、新曲を出していなかったが、チャートには登場していた。グランデが参加したカルヴィン・ハリスの「ヒートストローク」はアメリカで96位に入り、ジョン・レジェンドと組んで再収録した「美女と野獣」では87位に入った。

「ノー・ティアーズ・レフト・トゥ・クライ」は、彼女の2017年5月のマンチェスターのコンサートで自爆テロ事件が発生して以来、初めての単独シングルとなる。この事件では少なくとも22名が死亡し、数百人がけがをした。グランデは被害者を追悼する慈善コンサートを主催し、ツアーを終えてからは表立った活動をしていなかった。

編集=上田裕資

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