キャリア・教育

2018.04.22 20:00

キャリアチェンジに必要な7種類の人脈

Pressmaster / Shutterstock.com

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ネットワーキング(人脈作り)は、新たな仕事を探す上で欠かせない。しかし、自分が持つ既存のネットワークは、新たに進出したい分野では役に立たないかもしれない。

既存のネットワークでは、あなたに対する期待値や認識が既にできているため、新たな分野で働く自分を想像しにくいかもしれない。そのため、キャリアチェンジにはネットワークの転換が必要な場合が多い。ここでは、キャリアチェンジをしたいときに優先して接触すべき人物のタイプを7つ紹介する。

チアリーダー

ネットワークを変えると言っても、今までのつながりを捨てるわけではない。既に知り合いの中にいるチアリーダー(非常に楽観的で協力的な人)は、ストレスを抱えているときや行き詰まっているときに励ましてくれる、キャリアチェンジにとても重要な存在だ。

ただし、近しい友人全員が自分のチアリーダーだと考えないこと。辛辣(しんらつ)な人も中にはいる。こうした人は、あなたの利益になると考えて、逆にやる気をそぐ行動を取るかもしれない。また、自分自身のキャリアやリスクを怖がっていて、その恐れをあなたにも投影する人もいる。否定的な人からは距離を置こう。

コネクター

あなたの知り合いの中には、社交的で愛想が良く、顔が広くてあらゆることに精通している人がいるかもしれない。こうしたコネクター(人脈の広い人)は、あなたが関心を持つ新たな分野に関する知識を持っていたり、その分野に誰か知り合いがいたりする可能性が高い。

最近コネクターと連絡を取っていない場合、すぐにあなたをさまざまな人に紹介してくれると考えないこと。情報や紹介を求めるずっと前から、関係を温め直しておこう。また、コネクターのためになる便利な情報を提供し、連絡を絶やさないこと。

転向したい分野の専門家

転向したい分野に精通した専門家にも注目しよう。その分野で経験を重ねた職業人やリクルーター、業界アナリスト、メディア関係者、研究者などだ。専門家は人脈だけでなく、会社やトレンドなどについての見識を持っているため、自分で調査しただけでは得られないような情報を与えてくれる。

知り合いの専門家は、あなたが新たに目指す分野の専門家を知っているかもしれない。既存のネットワークから始めつつ、職能団体や会議、専門誌、ブログなどを通して補足情報を集めよう。

職能団体の会員管理者

転向したい分野の職能団体を活用する場合、会員制度をうまく利用する。会員を扱う職員は業界に関する背景知識が豊富で、あなたを誰かに紹介したり、その団体が合っているかどうかを教えてくれたりする。

会員管理者は会員を増やすことが仕事なので、いろいろと助けてくれることが多い。団体に入る利点を説明し、役に立つ発行物(会員名簿や給与調査、その他報告書など)やリソースを教えてくれるかもしれない。
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翻訳・編集=出田静

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