国際モータージャーナリスト「ライオンのひと吠え」




室内は、肌ざわりのやわらかな素材にステッチが施され、バランスよく配置されたスイッチ類のおかげで、贅沢な雰囲気に仕上がっている。車載機器としては、ドライバー指向の7インチのディスプレイと8インチのタッチスクリーン・インフォテイメント・システムが採用されていて、どちらもアップル・カープレイまたはアンドロイド・オートの互換性がある。

ホンダのすべての車種と同様に、同社のドライバー・アシスト機能「ホンダ・センシング」を搭載。つまり、前方衝突警告、衝突回避ブレーキ・システム、車線キープ・アシスト(補助)、車線逸脱警告、脱輪回避、それに前方車両との車間距離を自動で調整するアダプティブ・クルーズ・コントロールが搭載されている。

最上級モデルには、「ホンダ・レーンウォッチ・システム」も用意されている。これは、室外のミラーに複数のカメラとマルチ・アングルの(前方向)リアビュー・カメラが搭載するというもので、最近起きた死亡事故への市場の反応を考えれば、インサイトは今日多くの人が丁度良いと思うレベルの“半自動運転”機能だと言えるだろう。

新型インサイトは、ホンダにとってアコード・ハイブリッドに次いて2つめのハイブリッド車であり、現行のシビック・ハイブリッドに置き換わるモデルと目される。ホンダはこれ以上詳しいことについては堅く口を閉ざしていて、発売が近づくまで情報を小出しにしてくるだろう。

アメリカでの発売についてはこの夏に発表の予定だけど、日本での発売は、関係者によれば「ただ今、検討中」とのこと。新型インサイトはすべてインディアナ工場で生産されるので、最終的に日本に上陸するか否かは、価格次第ということになるだろう。

国際モータージャーナリスト、ピーター・ライオンが語るクルマの話
「ライオンのひと吠え」 過去記事はこちら>>

文=ピーター・ライオン

ピーター・ライオンデルジンガAppleホンダ
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