体の柔らかい女性向け? ヨガを巡る「5つの誤解と真実」

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4. 女性向けの運動

ヨガはもともと、男性のみが行うものだった。ヨガが米国で広まったきっかけは、1947年にインドラ・デヴィが西洋人で初の女性講師として、米国にスタジオを開設したことだ。そして、これをきっかけにヨガに対する見方も大きく変化した。米国のヨガ人口は現在、2000万人を超える。だが、男性の占める割合は18%未満だ。

ただ、ここ数年はまた別の変化も見られる。多くの健康効果が認められるようになり、プロバスケットボールリーグ(NBA)の選手から消防士まで、さまざまな人たちがヨガを取り入れるようになっている。

5. どの流派でも同じ

激しい運動のようなものからスピリチュアルなものまで、ヨガには数多くのスタイルがある。個別のポーズについて見てみても、お腹の脂肪を取りたいなら「コブラのポーズ」、睡眠を改善したいなら「英雄のポーズ」、慢性痛を緩和したいなら「逆転のポーズ」に分類される複数のアーサナ、記憶力を高めたいなら「魚のポーズ」など、期待する効果によって、適したポーズはさまざまだ。

つまり、全ての人にとって最適なポーズがあるということだ。微調整して少しポーズを変えることで難易度を高め、ヨガの実践にさらなる多様性を持たせることもできる。必要なのは、自分にとって最適なヨガのスタイルが分かるまで探し続けることだ。

編集=木内涼子

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