ビジネス

2018.04.19

米国で評判の良い企業ランキング 激動の2018年、スバルが大躍進

Zoran Karapancev / Shutterstock.com


フェイスブックもまた、上位100社入りを逃した。同社をめぐっては最近、英データ分析企業ケンブリッジ・アナリティカが2016年の米大統領選挙に影響を与えるためにユーザー8700万人の情報を不正に取得していた疑惑が浮上。ハーングリフィスによると、この疑惑はそれだけでも同社のブランドに修復不能なダメージを与えるのに十分だったが、フェイスブックの評判はここ数年、既に悪化の一途をたどっていた。

「これは情報プライバシーの問題ではない。フェイスブックが公的にも社会的にも面目を失っていることが問題だ。同社の持続可能性が根本的に疑問視されている」(ハーングリフィス)

日本企業からはスバルのほか、キヤノン(9位)、任天堂(12位)、ニコン(21位)、ソニー(73位)、ホンダ(79位)がランキング入りを果たした。

米国で最も評判の良い企業ランキング、今年の上位10社は次の通り。(かっこ内数字は、消費者の企業への評価を示すRIの指標「RepTrak(レプトラック)」のスコア)

1位 キャンベルスープカンパニー(82.2)
2位 ナイキ(82.1)
3位 ボーズ(81.7)
4位 バーンズ・アンド・ノーブル(81.3)
5位 ケロッグ(81.2)
6位 ハーシー・カンパニー(81)
7位 ホールマーク(80.4)
8位 JMスマッカー(79.4)
9位 キヤノン(79.4)
10位 アマゾン・ドット・コム(79.2)

編集=遠藤宗生

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