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I write about underreported tech stories out of China.

lzf / Shutterstock.com

中国で携帯電話のレンタルサービスを手がけるスタートアップ企業「Xianghuanji.com(享换机)」が4月11日、2500万ドル(約27億円)の資金を調達したと宣言した。

スマートフォンが浸透する中で、数年に一度の買い替えでは満足できないユーザーも増えてきた。XianghuanjiのCEOによると、「近年は1年足らずでスマホを買い替える若い世代も多い」という。Xianghuanjiは月単位でスマホをレンタルできるサービスを提供し、新機種への乗り換えを手軽にする。

レンタルにあたり消費者は、アリババ傘下のアントフィナンシャルが運営する信用レイティングシステム「Sesame Credit」の利用も可能だ。今回の調達資金によりXianghuanjiはリスクコントロールチームを強化し、オフラインのサービスも増強するという。

Xianghuanjiの利用者は昨年後半に急増し、登録ユーザーは1000万人に達している。また、その3分2近くが30歳以下だという。現状では利用者の40%が最初の契約期間の終了後に契約の更新を行っており、同社は今後さらに継続率を高めていきたい考えだ。

Xianghuanjiの親会社は上海に本拠を置く「Yueyi Network Information」で、中国最大の家電製品のリサイクルプラットフォーム「Aihuishou」を運営している。XianghuanjiはYueyiのインキュベーションプログラムとして始動し、2017年7月に事業を開始した。

スマホに限らずテック系ガジェットのライフサイクルは、年を追うごとに短くなっており、中国ではここに商機を見込む企業らが様々なレンタルサービスを立ち上げている。

アップルも同様なコンセプトのアップグレードプログラムを提供しているが、同社はその継続率を公開していない。一方で、事業開始から間もないXiangHuanJiが40%の継続率を達成しているのは非常に興味深い。サブスクリプション型のサービスは、中国の特に若い世代に浸透を始めており、この分野には今後も多くの企業が乗り込んでくるはずだ。

編集=上田裕資

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