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I write about bringing life to work and bringing work to life.

fizkes / Shutterstock.com

以下は、読者のフラビアからの便りと、それに対する私からの回答だ。


私は普段、オンラインの求人フォームに応募したりはしませんが、先週ひとつ試してみました。自分にぴったりな求人だったからです。2時間後、応募先企業からメールが届き、最初は喜びました。

メールの内容はこうでした。「良いお知らせです! 弊社は、製品担当シニアアソシエイト職に対するあなたの能力を確認させていただきたいと考えています。以下のリンクから、筆記テスト、数学テスト、性格テストの3つを受けてください。各テストの所要時間は35~60分です。次のプロセスへ進むためには、全てのテストを24時間以内に完了してください」

どういうことでしょう? 私にも私生活というものがあります。24時間以内に3時間のテストを受ける時間があるなどと、なぜ決めつけるのでしょうか? メールはそのまま無視しましたが、がっかりする出来事でした。

この会社の採用担当はいったい、どんな人なのでしょうか? 高圧的な採用方法によって、良い人材を取り逃していることに気づいていないのでしょうか?

メールでは、このばかばかしいテストに時間を割いたら、生身の人間と直接話ができるかどうかの言及もありませんでした。

今後はもうオンラインの求人フォームを利用することはないと思います。リズさんは以前から、別の求職方法を勧めていますが、その理由がやっとわかりました。

ばかげた採用プロセスで侮辱されるのにはうんざりです。リズさんの激励には感謝しています。あなたの言葉がなければ、どうしていいか分からないでしょう。おかしいのは私ではなく、採用の仕組みの方だと気付くことができました!



フラビアへ

悲しいことに、世の中の採用の仕組みはこれ以上にないほど崩壊している。

ビジネスの世界では、さまざまなプロセスを分析するのが常識だ。従来のプロセスが、今の状況にもまだ即したものであるかどうかを、常に再検討するのだ。

ほとんどの中・大企業で実施されている標準的な採用プロセスは、もはや正常に機能しておらず、適切な人材を迅速に採用することができていない。これは、ネットで「人材不足」という言葉を検索してみればわかることだ。雇用側は、常に人材不足を訴え続けている。こうした企業は、就職希望者を粗悪に扱っているがために自ら人材不足を招いているということを理解していないのだ。

企業が崩壊した採用プロセスによって貴重な時間と予算を無駄にしているにもかかわらず、なぜかそのプロセスは崩壊したままだ。

編集=遠藤宗生

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