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Data journalist covering technological, societal and media topics

Andrey_Popov / Shutterstock.com

米国では3月、配車サービス大手ウーバー・テクノロジーズと電気自動車大手テスラの自動運転車が相次いで死亡事故を起こした。これらの事故を受け、改めて自動運転車への注目度が高まっている。

調査会社イプソスは先ごろ、自動運転車に関する各国の人々の見解を明らかにするため、調査を実施した。米国で死亡事故が発生する以前に行ったもので、大半の国では新たなテクノロジーへの信頼感が示される結果となっている。調査対象国全体で、「自動運転車には乗りたくない」と答えた人は、13%にとどまった。

国別に見てみると、自動運転車に対して好意的な見方をする人は、特に途上国で多くなっている。インドでは回答者の49%が自動運転車の「実用化が待ち遠しい」と答えた。また、46%は「よく分からないが、関心はある」と回答。「絶対に乗らない」と答えたのはわずか5%だった。

中国やロシアでも、楽観的な見方を示す人が大半を占めた。南米でも同様の傾向が見られ、ブラジルで否定的な回答をした人は、8%だった。

一方、米国では2件の死亡事故が発生する以前から、自動運転車について懐疑的な見方をする人も少なくなかったようだ。ただし、全体としては前向きに捉える人が多く、「よく分からないが関心はある」、「待ち遠しい」と答えた人はそれぞれ、54%、22%だった。

以下、一部の国の調査結果を紹介する。「賛成」は「自動運転車に賛成。実用化が待ち遠しい」、「分からない」は「自動運転についてはよく知らないが、関心はある」、「反対」は「自動運転車には反対であり、絶対に使用しない」と答えた人の割合。調査では、世界各国の16歳以上(米国とカナダのみ18歳以上)の男女およそ2万1500人から回答を得た。


備考:端数処理のため、3項目の合計が100%にならない国もある。
出典:イプソス

編集=木内涼子

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