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photograph by Tsukuru Asada

ベルリンから南西に向かって2時間ほど走ると、旧東ドイツの美しい街にたどり着く。16世紀にはドイツ屈指の都市として発展していたライプツィヒは、かのゲーテが学生時代を過ごした街であり、市街地にあるメードラー・パッサージュには、『ファウスト』に登場する酒場が現存している。

ポルシェが、創業したシュトゥットガルトに加えて、この地を第二の生産拠点としたのは2002年。ポルシェ初のSUV「カイエン」を皮切りにわずか1270台という限られた数だけが生産された「カレラGT」を世に送り出した。09年にはポルシェ初の4ドア・サルーンの初代「パナメーラ」を、13年には「マカン」を、と矢継ぎ早に生産台数を伸ばす。

2代目となる「パナメーラ」がデビューした時点では、ボディの生産や塗装、テストコースまでも備えた一大生産拠点へと発展している。ライプツィヒ工場では5万6000㎡もの敷地に最新の生産設備が整う未来的な光景が広がる。インダストリー4.0に則った“つながる工場”ゆえに、パーツから最終製品まで一貫した管理が行われている。多品種・少量生産に対応し、高い効率で付加価値の高いプロダクトを生む。それこそポルシェが目指してきたものだ。

効率を追求する姿勢は、ポルシェの伝統でもあり、その思想は「パナメーラ 4E」に搭載されるプラグイン・ハイブリッドのパワートレインにも生かされている。運転席に座ってスタートボタンを押しても、すぐにはエンジンは目を覚まさずに、メーターが点灯してシステムが起動したことを知らせる。電気モーターだけを使って粛々と走ることも得意とすると同時に、いざ、高速道路への合流やワインディングでアクセルペダルを踏み込めば、 2893ccのV6ターボエンジンが目を覚まし、このクルマの出自がスポーツカーであったことを瞬時に思い知る。

エモーショナルだけでクルマを語るならポルシェ伝統の「911」をお勧めするが、高効率を追求し、高品質にこだわってきたポルシェのインテリジェンスを欲する人であれば、「パナメーラ4 Eハイブリッド」は最適解の一つだろう。



DATA

駆動形式:AWD
全長:5050mm
全幅:1935mm
全高:1425mm
最高出力:462ps/340kW
価格:14,360,000円(税込み)
問い合わせ:ポルシェ カスタマーケアセンター (0120-846-911)

24時間、365日。ポルシェオーナーをサポートする、
最新のインフォテイメント「ポルシェ・コネクト」も価値のひとつ。

24Hr/7days―まるでコンビニのウリ文句のようだが、ポルシェの最新インフォテインメントシステムである「ポルシェ・コネクト」を使いこなすと、心底、便利に思えるはずだ。スマホに「ポルシェ・コネクト」なるアプリをダウンロードすれば、普段、スマホで使っている音楽アプリやカレンダー機能を車載インフォテインメントと連携して、事前にスマホ上で設定したドライブルートを送信したり、クルマを降りた後にスマホで目的地までガイドすることもできる。車両情報の確認や鍵の開閉などを遠隔で操作することもできる。



加えて、コンシェルジュ・サービスでは、レストランやホテルの予約はもちろん、フライトやレンタカーの予約のようなクレジットカード情報が必要なものまで対応してくれる。世界に先駆けて日本で導入された24時間365日フルサポートのサービスゆえに、最新のポルシェに乗る価値のひとつとして使いこなすのが正解だ。

text by Yumi Kawabata edit by Tsuzumi Aoyama

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