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2018.03.30

いつ解雇されてもおかしくない 今すぐ実行すべき10のこと

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マーティンから解雇を通達される時に備えておきたいです。その時がくるまではできるだけ長く待とうと思います。自己都合で退職して、失業手当を受け取る機会を逃したくありません。解雇されるまでの間、私はどのように考え、行動したらよいでしょうか?


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クビの宣告に備えようとするあなたは賢い。その一方で、きっと今の状況からすぐにでも抜け出したいと思っていることだろう!

素晴らしい仕事が、突然うまく行かなくなるのはつらいことだ。「過去は忘れて次に進もう!」という心の声に耳を傾けるのはつらいが、少なくとも今のあなたには、計画や準備をする時間がある。

以下は、マーティンから宣告を受ける前にあなたがすべき10のことだ。

1. 自分の仕事場から個人の持ち物を全て片付ける。一度に全てではなく、少しずつ家へ持ち帰ること。

2. 職場のコンピューターや会社支給のデバイス上から、全ての個人ファイルを消去する。

3. 退職後も連絡を取りたい同僚、顧客、取引先などの連絡先を入手する。

4. 担当顧客のメールアドレスを確保し、退職のお知らせを自分でできるようにする。この重要なコミュニケーションをマーティンの思い通りにさせないこと。

5. 退職時に備え、顧客や仕事関係者に宛てて、丁寧で好印象かつ、誰かをけなすような内容を含まない退職の挨拶メールを作成しておく。

6. 転職前に、履歴書に記載できるようなネタをできる限りつかんでおく。時間的な問題で手を付けられなかった小さいながらもインパクトの大きなプロジェクトがあれば、今すぐに実行しよう。

7. 未消化の有給休暇や与えられるべき手当を確認しておき、退職時に正確な金額が支払われるようにしておく。

8. 失業手当の手続きや必要書類についての情報を(自宅で)調べておく。

9. 次のキャリアについて考え始める。求人広告を読み始め、退職後の第1希望職種について考え、目標企業リストを作成する。

10. 共に過ごした時間について、あなたがどう考えているかを同僚へ伝えること。マーティンは決して認めることはないだろうが、あなたたちは全員がスーパーヒーローであり、冒険を共にした仲間だったはずだ。皆で達成した業績について、マーティンの口から語らせる必要はない。それは皆が共有しているものであり、マーティンが奪えるものではない。

マーティンが行動を起こすのを待つ必要はない。あなたはいつでも求職活動を始められる。転職市場へ名前と履歴書を公開し、あらゆるチャンスを逃さず交渉を始めるべきだ。

積極的に外へ出て新しい人々と出会うきっかけとなり、しばらく付き合いのなかった人たちとの交流も再開できる。あなたの同僚も同じようにできるはずだ。

編集=遠藤宗生

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