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I write about bringing life to work and bringing work to life.

Gutesa / shutterstock.com

以下は、読者のマックスから寄せられた便りと、それに対する私からの回答だ。


私は6年前、家族経営の小さな会社に就職しました。ビルとドリスの2人が約30年前に設立したカスタム出版の会社です。

2人の下で働くのは、本当に素晴らしい経験でした。私は営業、グラフィックデザイン、執筆を担当しています。同僚は素晴らしい人々です。議論もしますが、とても良い関係を築いています。

私はひとつの事をずっと続けるのが嫌いなので、ビジネスの成果に影響を与えるさまざまな事に関われる今の仕事は自分にぴったりだと感じています。

私はライターとしてはまずまずのレベルで、グラフィックデザイナーの腕は良いです。営業も、やってみたら非常に得意であることが分かりました。私は、顧客のニーズを引き出すのが本当に好きで、営業を楽しんでいます。そのため、この6年の間に転職を考えたことは一度もありません。

私が就職した時点で、創業者のビルとドリスがいつか会社を売却し、引退を望んでいることはわかっていました。ビルは昨年、健康上の問題を抱え、ドリスと会社の身売りを検討し始めました。収益性の高い小規模事業なので、買い手はすぐに見つかりました。新しいオーナーのマーティンは、今年1月に企業買収を完了しました。

マーティンがオーナーになってからは、もうひどいものでした。聞くところによると、彼は主に投資目的でこの会社を買収し、事業には関わりたくないということだったので、私のことを会社に必要な存在だと思ってくれるだろう、という浅はかな考えを私は持っていました。

でも今では、そんな楽観的な考えだった自分はばかだったと感じています。マーティンはビジネスを理解しようとせず、ましてや私個人の役割など把握していません。現在のチーム全員をすぐにでも追い払いたいと思っているのです。

彼は私と初めて顔を合わせた時、敵意を隠そうともしませんでした。同僚に対しても同じ態度です。マーティンはビルとドリス時代の残留者である私たちを信用しておらず、会社に置いておくつもりはないことを、私たちはすぐに悟りました。

私はマーティンから1週間に渡り仕事ぶりを監視されました。彼からは何度か「私のおいっ子でもできそうな仕事だ。彼はイラストレーターの使い方を学べるし、顧客対応もできそうだ。そんなに難しい仕事には見えない」と言われました。

マーティンは自分のおいを会社に入れようとしているのだと思います。私は今、マーティンから解雇されるのをただ待っているだけです。解雇は避けられません。ビルとドリスが去った今では、私の給料が会社の中で最も高いため、彼はできるだけ早く私を追い出すつもりです。

編集=遠藤宗生

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