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マイスペース同じ未来?

ソーシャルネットワークはいずれも、完全にその成功をユーザーベースに依存している。スキャンダルを受け、多数のユーザーが相次ぎ退会する事態となれば、それはフェイスブックにとって問題となり、株主にとっても問題となる。ソーシャルネットワーキングサイト、マイスペースの例を見てみれば、そうした問題は起こり得ると考えることができる。

2003年に創業したマイスペースはわずか数年の間に、ソーシャルネットワークの世界での支配的な立場から、“落伍者”の立場に転じた。あまりにも大幅に信頼を失うことがあれば、あるいはユーザーの多数を失うことになれば、フェイスブックが死のスパイラルに陥る可能性もある。

自らへの「規制」を要請か

ザッカーバーグは一見、政府に自社(そして明言はしないものの業界全体)への規制強化を求めているようだ。そうであれば、倫理的な行動を取っていると言えるかもしれない。自らの過ちを認め、再び同じ過ちを犯さないようにするための支援を求めているように見受けられる。創業者のメッセージとしては、誠実なものと捉えることができるだろう。だが、私たちが本当のところ知ることは難しい。

政府がある業界に対する規制を導入すれば、得をするのは大手企業だ。考え得る最も複雑な規制構造が取り入れられたとしても、大企業であるフェイスブックは大勢の弁護士を雇い、それを切り抜けていくことができるだろう。最大の打撃を受けるのは、十分な資金がない同業のスタートアップだ。この点についてフェイスブックにコメントを求めたが、今のところ回答は得られていない。

編集=木内涼子

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