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優れた質問を投げかけることができれば、相手が抱える問題を迅速に解決したり、スムーズな対話が可能になる。結果、良好なコミュニケーションがとれることは想像に難くない。

さらに、アインシュタインの「大切なことは問うことをやめないこと」という名言からもわかるように、問いや質問は知性を獲得する重要なキーワードでもある。人間に勝るとも劣らない質問力をAIが持つということは、人間の知性に迫る第一歩といえるだろう。

画像認識力はすでに実用段階に

他にも、画像認識力はすでに人間を超えて、実用段階に入っている分野も登場している。特に注目を集めているのは医療分野における活用だろう。

例えば、日本の内視鏡検査は世界をリードする先進医療技術だが、その足もとでは医師の技術格差によって、大腸がんの「前がん病変のポリープ」の発見が24%も見逃されている。医師の肉眼での認識が困難な病変や発生部位があるからだ。

しかし、国立がん研究センターのAIを活用した「リアルタイム内視鏡診断サポートシステム」を用いて解析すれば、前がん病変としてのポリープと早期がんの発見率は98%に上昇する。同分野の画像認識においては、人間を上回っているといっても過言ではないだろう。

上記のような実例は、汎用性とは程遠い限定的な能力に過ぎないかもしれない。それでもAIが指数関数的に発展していることを踏まえれば、今後もさまざまな分野で人間の能力を超えていく可能性は低くなさそうだ。

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文=呉承鎬

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