100人の名言「私がビジネスで学んだこと」 vol.7

(右)オプラ・ウィンフリー(左)ドナルド・トランプ


66. ジェイムズ・パタースン / ベストセラー作家

心が「イエス」と叫んでいるなら、周りに「ノー」と言われても気にしないこと。あるシリーズものの第1巻を発売する前、発売元の出版社にTV広告を提案したところ、断られたことがありました。そこで広告を自腹で制作して見せると、「いいですね! 放送しましょう」。広告を追い風に本は売れ、ベストセラーになりましたよ。

67. オプラ・ウィンフリー / カリスマTV番組司会者

ネルソン・マンデラ元南ア大統領のお宅に泊まったときのことです。「手土産を」と考えたのですが、できるなら本当に価値があるものを、と思いました。「貧困をなくすには教育しかない。南アに学校を建てたい」と私が話すと、彼は「学校を建ててくれるのかい?」と、すぐに教育大臣に電話をかけ、午後には会議をしました。

68. 郭台銘 / フォックスコン創設者

キャリアの最初の20年間はお金のためにひたすら働きました。お金がなければ理想が実現できません。次の20年間は自分自身の理想に従って働きました。これからの20年間は自分の情熱をかきたてる問題の解決に費やしたいと思っています。幸運なプロフェッショナルとは、仕事を通じてこの3段階を経験できる人たちでしょう。

69. ルパート・マードック / メディア王

新聞社のオーナーになった若き日の私は幸運にも、エリート主義や格式とは無縁で、優秀な記者や編集者と働く機会を得ました。日々のニュースを捉える切迫感、新聞を編集する上で必要な一貫性、絶えない好奇心。若かった私を導いてくれた同僚にはいまも、そしてこれからも感謝しています。

70. ジャクリーン・ノボグラッツ / アキュメン・ファンドCEO、社会投資家

互いにつながっているいまの時代、自分が抱く価値観に対して誠実に行動しているかどうか、周りにはわかってしまいます。だからこそ、自分の評判などではなく、品格について気をつけるべきです。品格は、人に共感し、勇気を出して道徳的に正しい行動をし、確固たる意志を見せることで身につきます。

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文=Forbes JAPAN編集部

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