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テクノからチャート、その他の音楽業界に関する執筆を担当。

A. Aleksandravicius / Shutterstock.com

全米レコード協会(RIAA)は先日発表したレポートで、2017年の米国における音楽消費の実態を明らかにした。それによると、2017年の全フォーマットの音楽売上は2016年から12億ドル以上も上昇し、87億2000万ドル(約9130億円)に達した。

2016年から2017年にかけての伸び率は16.5%に達し、米国の音楽業界は2年連続で二桁の伸び率を記録している。

なかでも売上の増加が顕著なのが、ストリーミングの分野だ。2017年の米国の音楽売上において、ストリーミング(パンドラ等のインターネットラジオを含む)の比率は65%に達し、売上は57億ドル(約6000億円)となった。

ストリーミングの売上は2015年が23億ドル、2016年が40億ドルだった。ストリーミング市場(有料・無料の総計)の成長率は年間で43%にも達している。

なかでも伸びが顕著なのが、有料のオンデマンド型のストリーミングで、利用人口は3500万人以上に達し、売上は41億ドル近くに及んでいる。一方でインターネットラジオサービスによる売上は9億1400万ドルで、前年度から大きく減少した。

また、スポティファイやユーチューブが提供中の、広告費で運営される無料のストリーミングからの売上は、2017年に6億5900万ドルだった。これは40億ドルという有料ストリーミングの売上と比較すると少ないが、2016年から34.6%の伸びになっていた。

編集=上田裕資

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