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I write about underreported tech stories out of China.

Stefano Zaccaria / Shutterstock.com

先日、米テキサス州で開催された「SXSW映画祭」でベストドキュメンタリー作品に選ばれたのが、中国の女性監督が撮った「People’s Republic of Desire」と呼ばれる作品だった。

この映画は中国でのライブ動画やSNSの人気の高まりが、いかに凄まじいかを描いたもの。監督のHao Wuは4年間をかけてこの作品を撮影した。ライブ動画アプリの機能は、西洋でも中国でもさほどは変わらない。しかし、大きな違いは中国でライブ動画は巨大ビジネスになっているということだ。

中国におけるライブ動画関連の売上は、2017年だけで10億ドルにも達した。中国ではほとんどのライブ動画アプリに投げ銭(チップ)を与える機能がついており、気に入った配信主にお金をあげることが一般化している。

そんな中、テンセントは3月8日、ライブストリーミングプラットフォームの「Douyu TV(斗鱼)」と「Huya(虎牙)」に対し、合計で約10億ドル(約1058億円)を出資した。

この2社はテンセントが近年注力する、ゲームに特化したライブストリーミングを行っている。Huyaは米国市場でのIPOを申請しており、Douyu TVも香港市場でのIPOを準備中だと現地メディアが伝えている。

また、上記の2社よりも一般的な内容で知られる「Huajiao (花椒直播)」と「Yingke (映客)」の2社も年内に上場を行う予定だ。

今年は中国のライブ動画ストリーミング業界から、4社が新規にIPOを果たすことになる。この分野の爆発的成長はまだまだ続いていきそうだ。

編集=上田裕資

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