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I write about leading organizational transformations.

(Photo by U.S. Navy via Getty Images)

米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」を後にし、大学院修了を経て初めての起業を果たしてから間もなく、私はあることに気付いた。それは、流動的で破壊に満ちた今日のビジネス環境において、常に変わらない現実は「変化」であるということだ。変化は業種を問わず、またかつてないほど、あらゆるビジネスに影響を与えている。

私は起業家/ビジネスリーダーとして自分が犯した数々の過ちを思い返す時、シールズ文化の根幹となる中核的原則に心のよりどころを求めている。私たちは完璧ではないが、生涯にわたる学習者だ。また、仲間内でのフィードバックを強く望む。戦いの場で必要とされるスピードで進みつつも、自分たちが戦う理由である価値観そのものを指標として進むよう、絶えず注意しなければいけない。

シールズ文化の基礎の一つは適応性だ。変化の厳しさを受け入れ、それを上手く活用すること。9・11以降、この現実を受け入れざるを得なくなった。国全体がシールズに対し、身体的・精神的に敵より強くあることを期待している。これは私たちに課せられた重責であり、私たちが取る全ての行動の原動力でもある。戦場でもそれ以外の場所でも、レジリエンス(回復力)が私たちの成功の基盤だ。

シールズでの戦闘経験や、自分が立ち上げた会社での組織変革を手探りで進める中で、私は変化を乗り越えるリーダーとなるための10の原則を生み出した。これらの原則に従えば、どんな組織であっても、絶えることない変化の中をより上手く渡っていく一助になる。

どれもそこまで複雑ではないが、私の経験から言えば、従うためには集中力、規律、責任感が必要だ。共通のビジョンや簡潔なミッション説明の上に、全てが精確にかみ合っていなければいけない。

前編記事ではまず、10の原則のうちの5つを紹介しよう。

変化の文化を築く

1. 文化:変化実現の主役

文化は戦略に勝る、というのは、今日の偉大なリーダーたちの共通認識だ。よく私は、若き起業家時代に戻れるなら自分のやり方をどう変えるか、と聞かれる。変えたいことはたくさんあるが、文化に関しては当初、以下の4つを正しく実践できなかった。

(1)望ましい文化を明確に定義すること
(2)その文化を管理すること
(3)文化と戦略の足並みを揃えること
(4)変化の時には文化的な強みに頼ること

文化を最優先させる企業は、特に変化を主導する中で、継続的な成長、スピードや効率性の改良、従業員の忠誠心や低い離職率、顧客満足度や利益などの面で競合他社に勝ることが多い。

編集=遠藤宗生

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