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I write about underreported tech stories out of China.

PR Image Factory / shutterstock

民泊サービスの「エアビーアンドビー」は中国市場に注力する姿勢を見せているが、彼らの強敵となる現地のスタートアップは数多い。その中でも最近の注目株といえるのが、新興企業の「路客(Local)」だ。

中国のスタートアップ情報サイト「36気」によると、路客は先日1600万ドルの新規資金調達を行ったことを宣言した。同社の累計資金調達額はこれで4000万ドル(約43億円)以上に達している。

同社の出資にはシャオミのレイ・ジュンCEOが設立した「Shunwei Capital」のほか、中国で2番目の規模の「Zhen Fund」、さらに「HongTai Fund」らが参加している。

路客のビジネスモデルのユニークな点は、平均的な宿泊料金が1泊約91ドルと、エアビーアンドビー等に比べると高価なことだ。路客はその見返りとして部屋の清潔さや安全性、アメニティの充実度を売りとしている。

エアビーアンドビーの場合は部屋のクオリティ管理はホストまかせとなっている。しかし、路客はホストの全てと契約を交わし、部屋の質を高い基準に保つ試みを行っている。部屋が路客のスタンダードを満たさない場合、その物件はリストから除外される。

路客は現地のサービスプロバイダとも連携し、部屋のインテリアや清掃や管理などを外部企業に委託する機能も持つ。さらに、同社の大きな特徴といえるのが、ホスト同士が連携して、お互いのサービスを高めていく姿勢だ。

プラットフォーム上で路客のホストは、5人の他のホストを助け、楽しみつつお金を稼ぐことを求められている。このような人間的つながりを構築できるのは、現地の事情に精通した中国企業ならではだ。

エアビーアンドビーのような西側の企業にとっては、民泊市場で新たな強敵が出現したといえそうだ。

編集=上田裕資

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