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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

リチャード・ブランソン(左)、マーク・ザッカーバーグ(右)

1917年創刊のForbesは1世紀にわたり、各国のビジネスの最前線を追ってきた。世界を変えてきたビジネスパーソンたちが、その道のりで得た教訓とは。現代を彩る100人の思想家たちの珠玉の名言を、10回にわたってお届けする。


1. マーク・ザッカーバーグ/フェイスブック共同創業者

私の望みは会社を作ることではありませんでした。人々をもっと近くにつなげたい、結びつけたい、という目的意識に突き動かされていました。

フェイスブックを始めて数年後、大企業が買収を持ちかけてきました。私以外のほぼ全員が売却を望んでいましたが、私は反対しました。フェイスブックによって、もっと多くの人をつなげることができるのかどうかを知りたかったんです。会社はバラバラになり、人間関係が脆弱化し、1年弱の間に経営チームのメンバー全員が去ってしまいました。

フェイスブックを始めてから最も辛い時期でした。自分たちがやっていることには信念をもっていましたが、孤独でした。それが自分のせいだったことに、さらに追い打ちをかけられました。自分に目的があるだけでは十分でないと教わりました。他人にも目的意識を与えないといけなかったんです。私は、自分がやりたい目的について、周りに説明していませんでした。

単に生きるため、お金のためではなくて、目的意識があって初めて人々は意味やモチベーションを見出すことができます。いいことがしたいと思う人々はそうやって集まります。フェイスブックの社員は、フェイスブックを使う人々の役に立ちたい、意味のあることをしたいと思って仕事をしています。仕事を続けるために会社も成功しないといけませんが、本当にやりたいのは世界にポジティブな社会変革をもたらすことです。

どんな素晴らしいビジネスにも当てはまることです。フェイスブックのようなSNSのコミュニティをつくって運営するには、インスピレーションが必要です。インスピレーションがフェイスブックの経営陣を束ねています。社の羅針盤は、できる限り多くの人にフェイスブックの利用を広げ、世界中の人々がそれぞれの声を発信できるようになることです。

起業する際のアドバイスをよく請われますが、いつも言うのは、起業することが目的であってはならないということ。君が世界で変えたいことは何か。それにフォーカスし、目的が同じ人を探す。そうすれば最終的に、他人に目的を与え、世界にポジティブなインパクトを与える何かを築きあげる機会に恵まれるかもしれません。

2. ショーン・パーカー/ナップスター創業者、フェイスブック初代CEO

私が多くの革新的なアイデアや企業の立ち上げに関わってきたのは、それらが時代の流行だったからではなく、私の知的好奇心に訴えかけてきたからです。私は常に、世間の一般常識を無視してでも自分が面白いと思うアイデアのほうを選んできました。無料で音楽がダウンロードできるソフトウェアの開発と、私が出資を始めたがん免疫療法の研究開発は全く異なることのように見えるかもしれませんが、このふたつに私を導いた直感は少しも変わっていません。

3. リチャード・ブランソン/ヴァージングループ創業者

会社を有名にするために馬鹿げたこともたくさんしました。ラスベガス便就航時には、ホテルの屋上から時速80kmの風が吹くなか、バンジージャンプしました。ビルの壁にぶつかって、ズボンが破れて脚から血を流しながら地上につきました。人生には多くのリスクがあり、失敗することもあります。でも挑戦者が失敗しても人々は気にしません。

4. ロス・ペロー/エレクトロニックデータシステムズ創業者、投資家

壮大なアイデアを信じ抜け。IBMのセールスマンだった1962年、作家ヘンリー・ソローの「大多数の人間は、静かな絶望の生活を送っている」という言葉で、創業を決心しました。24年後、会社の売却金で若い起業家支援の投資を始めました。スティーブ・ジョブズに投資した時、自らを思い出しました。彼も壮大なアイデアを信じていました。

編集=フォーブス ジャパン編集部

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