スペシャリストとゼネラリスト キャリアに有利なのはどちら?

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アプローチに関してはゼネラリスト

応募企業に対して非常にまっすぐな志望動機を示しながらも、視野が狭く柔軟性に欠け、創造性のない人材だと見られないようにする。希望はあくまでこの職務だとしつつ、広範囲にわたる関心と知識に基づき、独創的な手法を備えていることをアピールしなければならない。型にはまった表現を使わずこのメッセージを伝えられるよう、さまざまな問題を解決した具体例を用意しておこう。

対人スキルを学んだ例や革新的なアイデアを思いついた例、複雑なプロジェクトと機能横断的なチームを効率的に管理した例などを準備しておく。自分には柔軟性があり、仕事を完了させるために数々のツールを活用する意思があることを示す。

私が、注目度と責任の大きな仕事の採用を任されたとき、顧客となる雇用主はスペシャリストとゼネラリスト両方の特徴を併せ持つ候補者を望んでいた。上級レベルの仕事は非常に複雑なので、深い専門性と幅広いスキルが必要だ。スペシャリストとゼネラリストのどちらでアピールするかを決める必要はない。どちらの側面を強調しても成功できるし、実際はどちらの要素も見せることが必要だ。

翻訳・編集=出田静

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