ポジティブ思考が採用につながる4つの理由

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3. ネガティブ思考は精神を傷つける

ネガティブな態度を取れば、理想の仕事を探すのが難しくなるだけでなく、長期的な幸福や健康に悪影響を与えうる。複数の研究結果から、楽観主義者は悲観主義者と比べ、健康な心を保てる率が2倍であり、ストレスがずっと少ない生活を送っていることが分かっている。

気持ちを切り替え、目先のことについて思い悩むのを止めること。私は、悲観的な顧客が失敗や落胆を常に予感することによって不安にさいなまれ始める様子を、いつも目にしている。

不健康や不幸につながるストレスを消し去るヒントは、小さなことにくよくよしないことだ。よく聞くアドバイスかもしれないが、心配から抜け出せない時にはこれを繰り返し言い聞かせる価値がある。

次の面接や家賃の支払いのことでストレスだらけになってしまうのではなく、リラックスし、不安な気持ちを吹き飛ばせるようなポジティブな言葉を自分に投げかけよう。

4. ポジティブ思考は職歴より大切

採用でモノを言うのは履歴書だと思うかもしれないが、これは最も大切な要素ではない。もちろん過去の経歴によって特定の職務資格を満たせることもあるが、雇用主側が常に求めているのは、物事を達成しようとする人、モチベーションの高い人だ。

職歴に不足があろうと、前向きで自信と生気に満ちた態度で面接に挑めば、周囲にも伝わるだろう。履歴書の内容に縛られてはいけない。経験不足だから採用されない、などとは考えないようにすること。前向きに、精力的に、優れたところをアピールすれば、雇用主も雇いたいと思ってくれるはずだ。

求職活動の試行錯誤の中で、笑顔でいるのが難しいこともあるかもしれない。ネガティブ思考が忍び寄ってくるのを感じたら、自分にこう言い聞かせてみよう。最高の仕事はすぐそこにある、ポジティブでいればそれを見つけることができる、と。

編集=遠藤宗生

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