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世界38カ国、800万人が愛読する経済誌の日本版

「コットン・オン」創業者 ナイジェル・オースティン(photograph by Jamel Toppin)

オンライン販売の規模が広がる一方で、各国で百貨店や小売店が店舗の撤退を余儀なくされている。そんななか、オーストラリア発の衣料品会社「コットン・オン」が健闘している。

同社はFOREVER21やオールド・ネイビー、H&Mを掛け合わせたようなファストファッション系のブランドを若者向けに手頃な値段で販売。グループ会社は女性用下着や水着などのラインも展開するなど、18億ドル規模の豪ファストファッション業界で20%近くのシェアを誇っている。

現在は5600人の正社員を抱え、アメリカの143店をはじめ、19カ国で約1500店舗を運営中だ(日本は未進出)。

2017年6月には売り上げが15億ドル(約1600億円)に達するなど業績は好調だが、小売店の衰退とオンライン販売の拡大といった課題があるのも確か。それでも、創業者のナイジェル・オースティン(47)は楽観的な姿勢を崩さない。

大学在学中に起業し、卸売業と貿易業を営んでいた亡父に「ビジョンと目標設定の重要性を学んだ」と語るオースティンは、取引業者との関係構築や店舗の立地選びに定評がある。

「市場は新しいアイデアに飢えています。小売業界は店をたたむことよりも、消費者にビジネスを合わせることを考えるべきです」


ナイジェル・オースティン◎オーストラリアの衣料品チェーン大手「コットン・オン・グループ」の創業者。大学在学中の1991年に同社を起業。現在、全世界で約1500店舗を展開している。

文=Forbes JAPAN編集部

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