6. 批判は忘れ、自分のビジョンを追う
世界最大級のブランドに成長したフェイスブックだが、そのミッションは大きく変わらず、「世界をよりオープンでつながったものにする」というものだ。自分のビジョンに忠実でいることで、長期的な成功を手にできる。
パークUSAのジェイ・ピーターズ社長は、ザッカーバーグの一貫してぶれない姿勢が、マイスペースやフレンドスターが既に存在した世界でフェイスブックの成功につながったと指摘。次のように述べている。
「デザイン、ブランド言語から企業文化に至るまでのすべてが、会社全体やビジネスのビジョンと一貫している必要がある。これは、強いブランドと顧客への価値提案を作るための最善かつ最も重要な方法の一つだ」
7. 休息を恐れない
成功を得るためには休みなく働かなければならない、と考える起業家もいる。しかしザッカーバーグは、そうは限らないことを実証した。
フェイスブックでは、子供をもうけた従業員に4か月の育児有給休暇を与えており、ザッカーバーグ自身も娘たちが誕生した際にこの制度を利用した。自分がいなくてもビジネスは存続できる。必要に応じて充電時間を取れば、燃え尽きを防げるだろう。
マーク・ザッカーバーグの成功への鍵に従うことで、これまで以上の結果を得られるだろう。次のフェイスブックを始めることにはならないかもしれないが、今のビジネスを成長させ、長く続くような影響を生み出せるだろう。