ビジネス

2015.02.18 10:00

服部真二 (セイコーホールディングス 代表取締役会長兼グループCEO) [CEO’S VOICE]




優れた技術力やデザイン性で「時代とハートを動かす」

ネイビースーツの袖口から、真っ白い時計が明確なコントラストをなし、顔を覗かせる。「いま、いちばん気に入っている」と服部真二が言う「セイコー アストロン」2014リゾート限定モデルである。GPS衛星からの電波を受信し、現在地を特定。いまいる場所の時刻に合わせてくれる世界初のGPSソーラーウォッチであり、その第2世代となる2014年モデルは、世界的なヒット作となった。

「セイコーは100年以上にわたり、腕時計の主要部品を自社で一貫生産している世界でも稀な垂直統合型のマニュファクチュールです。と同時に、時計以外のさまざまな事業で培った技術を時計に応用できるのも強み。GPSソーラーウォッチも、グループ内でGPSモジュールをつくっているからこそ、世界で初めて製品化が可能になったのです」

 スイスの時計メーカーもうらやむほどの生産能力と技術力が、セイコーの財産である。加えて世界と戦うためのブランド戦略も、服部氏自身が先頭に立って推進中だ。(中略)さらにブランド戦略の一環として「時代とハートを動かすSEIKO」というスローガンを掲げた。(中略)
趣味は音楽。それもライブハウスで歌うほどのセミプロ級だ。東北支援のCSR活動では自ら舞台に立ち、歌で被災地を応援してもいる。
(以下略、)


www.seiko-watch.co.jp/

Forbes JAPAN

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