キャリア・教育

2018.02.24 11:30

性被害に「怒り感じる」 メリンダ・ゲイツが語る世界の女性問題


財団での私の活動の大半は、発展途上国の女性に発言の機会を与え、問題について議論することを目標とするものですが、専用事務局を通して米国の女性問題にも取り組み、女性が主導・設立した企業に出資する基金への投資も始めました。女性主導のビジネスに当てられるベンチャー投資は4%未満、マイノリティー女性に当てられるのはたったの0.02%しかないことが理由です。

最終的にはシステムの変革が必要。その唯一の方法は、女性への資金の流れを増やすこと。模範を示して活動を主導すれば、人は自分が見逃している事業機会があること、女性の企業が利益を上げていることに気づき始める。社会全体の役に立つ素晴らしいアイデアを出したければ、多様な考え方を議論に含める必要がある。

─最後に、お二人の伝記映画を作るとしたら誰に演じてほしいですか?

一番重要なのは監督。私たちは、ロバート・レッドフォード監督の、時間をかけて深い物語を語る映画が大好き。私役の女優を選ぶとしたら、演技に現実味があるサンドラ・ブロック。ビルの役は彼に聞いてみないと。私には分かりません。

─ゲイリー・オールドマンはどうでしょう?

良いですね!

編集=遠藤宗生

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