「交際のエキスパート」が語る、職場恋愛の6つの極意

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4. 仕事の目標を見失わない

従業員としての自分を見失わないこと。交際相手にもっと魅力的に映るようにと服装を変えたり、常に交際相手と食事を取ったりしない。人脈を作り、安定した職場関係を築くため、さまざまな同僚とランチを取るようにすべきだ。また、交際に関する連絡手段として会社のメールアドレスを使わない。交際関係を巡って同僚が居心地の悪い気分にならないよう努めることも必要だ。

5. 仕事とプライベートを両立するためのルールを設定する

同僚と交際している場合、自宅や勤務時間外に仕事の話をしないこと。仕事とプライベートを分けて考えることは重要だ。直属の上司と部下の関係にならないよう、あるいは昇進を巡って争うことがないよう、相手と違う部署で働くのが理想だが、同じ部署の場合はできる限り違うプロジェクトやチームに所属するようにしよう。こうすれば、仕事とプライベートのバランスが保てる。

6. 別れても冷静さを失わない

全ての職場恋愛が真の愛に発展するとは限らない。職場恋愛の破綻を切り抜けるためのコツは以下の通りだ。

・沈黙を保つ。何がうまく行かなかったのかを同僚に話さない。

・仕事に集中する。質の高い仕事をして、締め切りを守る。日常業務に支障をきたしているようであれば、セラピストや医師に相談する。

・元交際相手とできる限り距離を置く。可能であれば、同時に休憩を取ったり勤務場所の近くを通ったりしない。

・元交際相手を嫉妬させ、関心を引こうとしない。

・自分の倫理規範を損なわない。元交際相手に意地悪なメールを送ったり、キャリアを邪魔したりしない。

・別れた後に脅迫された、嫌がらせを受けたなどの場合は人事部に相談する。

・新たな趣味や職場外での活動を始め、健全な習慣を作る。

同僚や仕事関係者とうまく交際し、仕事のパフォーマンスを(たとえ別れても)維持できる人は多い。大切なのは、最初からざっくばらんに議論すること。バレンタインデーには、同僚からディナーやバーに誘われた人もいるかもしれない。スタンガーからのアドバイスは「職場で安心して過ごせるよう、まずは話し合ってから関係を持つこと」。自分たちの関係がどういうものかについて正直に話せないようであれば、同僚との交際に合意してはいけない。

翻訳・編集=出田静

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