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マンハッタン島(Helena G.H / shutterstock.com)

米ニューヨークで第1回目の「ブロックチェーン・ウイーク」が開催される。開催期間は5月11日から17日まで。主催はリサーチ企業の「コインデスク(CoinDesk)」と雇用促進を目標に掲げるNPOの「ニューヨーク・シティ・エコノミック・ディベロップメント・コーポレーション(NYCEDC)」だ。

今回のブロックチェーン・ウイークの柱となるのが、コインデスクが主催する仮想通貨業界で世界最大のイベント「コンセンサス(Consensus)」だ。会場ではハッカソンや求人セミナーも開催される。

NYCEDCのバイスプレジデントのAnthony Hogrebeは「ニューヨークをブロックチェーン分野の先端都市としてアピールしたい。仮想通貨分野で働く人たちを応援したい。この分野はまだ始まったばかりだが、早い段階で明確な戦略を立てておかないと、世界から取り残されてしまう」と述べた。

調査企業「Burning Glass」によると、ブロックチェーン関連の求人件数は現在、ニューヨークがサンフランシスコのベイエリアを上回っているという。かつては、ブロックチェーン関連の求人件数はベイエリアのほうが多かった。しかし、昨年11月の調査では、ニューヨークが745件に対し、ベイエリアは662件だった。

また、韓国や日本、欧州の各都市で仮想通貨分野の人材獲得合戦が始まっている。英国のロンドンでも先月、独自のブロックチェーン・ウイークが開催されたばかりだ。コインデスクCEOのKevin Worthは「世界のどの都市が覇権を握るかは不明だが、ニューヨークはこの分野で大きなイノベーションを起こせるだろう」と述べた。

コンセンサスのイベントには100社以上が協賛し、5月16日には「Worth」と呼ばれる会場で無料の就職セミナーが開催される。仮想通貨プラットフォームの「Dash」や取引所の「Shapeshift」も参加する。また、会計事務所のデロイトやアクセンチュアも協賛している。

アクセンチュアは、ブロックチェーンを用いた台帳管理の開発経験を持つ人物のリクルーティングを目指しているという。同社はまたDLT技術に知見の深い人物との交流も希望している。

「今年のコンセンサスのイベントは過去最大規模になるだろう。参加者は昨年の約2倍の4000名から5000名に達する見込みだ」と関係者は述べた。コンセンサスは仮想通貨分野で世界最大のイベントとして知られている。

会場ではリップルやStellarの開発に関わったジェド・マケーレブ(Jed McCaleb)や、「BitMEX」の創業者のArthur Hayesの講演も予定されている。

また、ツイッターとスクエアのCEOであるジャック・ドーシーも講演を行う。スクエアは先日、アプリ内でビットコインの売買を可能にしたばかりだ。「ドーシーは仮想通貨分野を、より民主的な世界にするための興味深いアイデアを聞かせてくれるはずだ」と主催チームの一人は述べた。

編集=上田裕資

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