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Tero Vesalainen / shutterstock.com

スポティファイが未公開のハードウェアの製造に向けて、人材を募集している──。スポティファイは独自のスマートスピーカーを発売し、アップルやグーグル、アマゾンの競合になろうとしているのかもしれない。

この動きは音楽情報サイトの「MusicAlly」がまず報道した。スポティファイの公式サイトには現在、次のような人材募集告知が掲載されている。「スポティファイは初めてのハードウェア製品の開発を開始しようとしている。それに伴い、製造やサプライチェーン、マーケティングチームの立ち上げを開始した。ハードウェア製造のオペレーションマネージャーを募集する」

今回のプロジェクトの始動にあたり、スポティファイはプロジェクトマネージャーと、プロダクトアナリストの募集も行っている。

スポティファイがスマートスピーカーの開発準備を進めているとの噂は、昨年の4月頃から浮上していた。ニュースサイト「The Verge」は当時、スポティファイが音声操作対応のデバイスの製造に向けて、人材を募集していると報じた。

グーグルは昨年後半に同社のグーグルアシスタントを外部企業に開放しており、スポティファイは独自のAIアシスタントを構築せずとも、この流れに加わることが可能になった。

世界で最も人気のストリーミングサービスとして、スポティファイは世界で1億4000万人のアクティブユーザーと、7000万人の有料会員を抱えている。しかし、スポティファイが自社のスマートスピーカーを発売した場合、課題の一つとなるのは、既にスマートスピーカーを所有している利用者をどう説得するかだ。

スポティファイ版のスマートスピーカーの購入者として最も有望な層といえるのが、アップルの「HomePod」の購入を検討したが、スポティファイが利用できないために購入を見送った人々だ。

しかし、その他のスマートスピーカーでは「Spotify Connect」機能を通じ、スポティファイの利用が可能となっている。スポティファイが自社のスマートスピーカーを売り込むためには、新たな魅力を提案する必要がある。

編集=上田裕資

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