その高給求人、裏があるかも? 避けるべき企業が持つ10の特徴

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報酬が最も高い会社からの内定を選ぶべきではない理由には次のようなものがある。

1. 提示された報酬が自分の市場価値よりはるかに高い。雇用主が従業員に対し、競合企業よりも高い報酬を払う合理的な理由はない。もし雇用主があなたの価値以上の報酬を提示しているのであれば、それには理由がある。劣悪な労働環境や長時間勤務などの問題があるかもしれないので注意しよう。

2. 自分の上司となる人物や企業のトップの経営陣が好きになれない、信用できない。

3. 企業が実在しているように見えない。その会社はまだ本物の会社ではないかもしれない。現時点ではアイデアがあるだけで、会社を本物にして資金を集めたり、最初の売り上げを生んだりするためにあなたのような人物を必要としているのかもしれない。そのような会社に就職する場合は、リスクと引き換えに会社の株式などを得るべきだ。

4. 口コミサイトで企業の評価を読むと、悪い意見が圧倒的に多い。

5. 仕事の良い点は報酬だけ。良い仕事とは、履歴書に書ける貴重なネタや面白い充実感のあるプロジェクト、素晴らしい同僚、情熱を燃え上がらせる手段を与えてくれるものだ。自分らしさを感じ、自分を表現できるのが正しい仕事だ。

6. プライベートの生活が大きく乱れることが分かっている。出張は全勤務時間の20%にとどめたいのに、内定を受けた仕事で全時間を出張に費やすようであれば、燃え尽きてしまうだけだ。自宅に全く戻れず、転職活動をすることもできない。

7. 仕事で、顧客を搾取しだますことが必要とされる。残念ながら、こうした仕事に遭遇してしまうことは珍しくない。

8. 企業が面接の過程であなたをだまそうとした、または内定承諾前に報酬の詳細を明らかにしようとしない。中には、達成できないような目標にひも付けて高額な給与を提示する企業もある。こうした会社は「この仕事では10万ドル以上稼げますよ!」と言うが、従業員の何割が実際にその額を稼いでいるかと質問すると口を閉ざす。

9. 企業側から「報酬は非常に高いですが、大半の人は耐えられず辞めていきます」と言われた。やる気をつぶされるような経験をしたいわけでない限り、辞退しよう。

10. 自分の倫理規範に合わない。仕事に全身全霊をささげることができなければ、働く価値がない。報酬はほどほどだが、毎日自尊心を持って働ける仕事を選ぼう。これは金では買えないものだ。

翻訳・編集=出田静

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