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AIがどんなに進化しても伝えられないのが、人間の感情

この先AIがどんどん進化していって、人間のできること、しなくてはならないことはどんどんロボットに取って代わられていくでしょう。自分は昔からパソコン、プログラミングが趣味だったので、ITの先端テクノロジーに詳しいほうだと自負していましたが、最近は進化のスピードがあまりにも早く、ついていくのも大変です。音声合成技術も発達していますので、そのうちに声の仕事もそうした技術で取って代わられる可能性だってあると思います。

ではそんな時代になって、人間に何ができるのでしょうか。声ということに限定したとしても、果たしてAIではできないことというのはどんなことなのか。事実をそのまま言葉で伝えるということに関しては、近い将来に追いつかれる日がくるかもしれません。

最後の最後に、残るものは、それはやはり、"感情"であり、それに伴う"感動"だと思います。AIが感情をもつというのもない話ではないですが、結構な時間がかかると思います。それまではやはり、感動を伝えるために感情をもった人間の声が必要なはず。

例えばオリンピックで金メダルを取ったアスリートは、そこに至るまでに少なくとも4年間の、それはもう血の滲むような練習をこなしてきたことでしょう。怪我や病気に見舞われながらも希望を捨てず、自分の限界に向かって突き進んできたはずです。

会場にたどり着くまでに背負ってきた数々の苦難、それがドラマです。話し手はそこまでに抱いてきた感情をしっかりと理解して、感情とともに声に出す。それで初めて、深い感動が伝わるのだと思います。


古谷徹(ふるやとおる)◎神奈川県出身。明治学院大学経済学部卒業。幼少期は劇団に所属。10歳で声優デビューし、以来、50年に渡り第一線で活躍する声優界の顔。アニメからナレーションに至るまで、世代を超えて認知されるその声は2オクターブの音域を持つという。


古谷徹が、いま気になるキーワード

水中ドローン
釣りなどの使用用途もあると思うんですが、人間が行くには危険な深度まで観察することができるというところに、大きなロマンを感じます。深海にはまだまだ未発見生物がいるのではないかと。ウインドサーフィンで本栖湖によく出かけるんですが、そこに生息すると言われている"モッシー"だって、見つかるかもしれないでしょう?

アニメ化情報
ベストセラー小説や漫画などがアニメ化されるという情報は、仕事柄非常に気になります。常にチェックしていますね。以前はもっぱらアニメ専門誌に頼るしかなかった情報ですが、いまはニュースアプリなどを活用すれば、いち早く知ることができるようになりました。国内外の事件以外で自分が気にするニュースはだいたいIT、科学技術、アニメの3つです。

名探偵コナン ゼロの執行人
劇場版シリーズ22作目が2018年4月13日に公開されます。 宣伝用のキービジュアルの中心に立つのは、僕が声を担当する安室透(降谷零)。私立探偵・黒ずくめの組織・公安警察のトリプルフェイスを使いこなす謎の男・安室透は、今回メインキャラクターとして活躍します。だから、いま、僕の気分は公安警察。スパイや工作員のニュースには、つい、見入ってしまいます。役づくりをしていると、どうしても現実世界に影響が出るんです。

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