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ポテンシャルを引き出すライフスタイルのコツ

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前回、DeNAで社員を健康にする専門部署、CHO(Chief Heslth Officer)室を立ち上げた経緯と、「渋谷でケンコー」というラジオ番組で毎週パーソナリティを行うことになった流れについてご紹介しました。

「渋谷でケンコー」では、聴いている人に健康的なライフスタイルに興味を持ってもらおうと、日々私が実践している健康術や知って得する健康情報をその道の専門家とカジュアルに話しています。2016年7月から始め、80回を超えました。今回は、ラジオで話してきた中でも私が特に伝えたい、「水の魅力」に関する話をします。

突然ですが、飲み放題の食事会で最初に「水」を頼む人を見たことがありますか? 私は見たことがありません、自分を除いては。

水を飲むことで「集中力」が高まる?

アルコールが飲めないわけでもソフトドリンクが嫌いなわけでもないですが、水がともかく好きなので、私は飲み会でも水を頼みます。「健康のために徹底していますね」と言われることもありますが、健康のためだけではありません。

水が好きな理由はいくつかありますが、一番は水の味を探ろうとすることで舌の感覚が研ぎすまされ、一時的に集中力が高まるためです。“マインドフルドリンキング”と名付け、マインドフルネス(集中力の向上やメンタル面の負担を軽減するといわれている、禅を由来とした瞑想法)の派生版として実践しています。

ビールやワインでもできるじゃないかと言われそうですが、アルコールだと集中力が低下しやすいことや舌への刺激が少ないほど感じる力が高まるため、水がベストです。

「味がないから水なんて飲まないよ」という人もいます。ラジオでアシスタントをしてくれている佐藤さんは水が大嫌いで全く飲まないそうです。そんな人にはヨーロッパの硬水と日本の軟水を飲んでみてもらいます。たいていの人は違いに気づき、水に少し関心を持ちます。

以前、渋谷のあるコンビニで数えたところ、10種類以上の水が置いてありました。日本の軟水同士では見分けるのは難しいですが、そこの見極めができるくらい舌が敏感になれば、自然と健康的な食生活になります。ジャンクフードや味付けの濃い料理を負担に感じ、食べる頻度が減るからです。そこを目指すには、食生活で意識するポイントがあります。

それは、「調味料やドレッシングを使わない」、そして「添加物を使っているものは極力食べない」ということです。この2つは私が実践してきたことですが、そうして舌が鍛えられ、味覚が敏感になってくると、味が濃いものを食べた時に舌に不快感を感じ、自然と水を欲するようになります。

はじめた頃は、飲食店でお店の人にピッチャーごと水を持ってきてもらったこと数知れず……。最近では添加物を多用してそうなお店の見極め力が上がってきたこともあり、そんな機会はほとんどなくなりましたが、添加物を重宝するお店のお水が美味しいことは稀なので、舌に違和感を除くために水を飲みたい、でも不味い。といった苦しみの連鎖が起きていました。

文=平井孝幸

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