劣悪な職場からついに転職 退職面談ではどこまで正直に話すべき?

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以下は、読者のJJから寄せられた便りと、それに対する私からの回答だ。



私は新しい仕事を見つけました。今の会社へは来週知らせようと思います。早く辞めたくて仕方ありません。

新たな仕事場で、新しい上司のカレンと仕事を始めるのが待ち遠しいです。彼女は今の上司であるテッドとは大違いです。テッドは本当に性格が悪い暴君です。

今の仕事も最初はよかったのですが、テッドが部署の責任者になって以降の6か月間で、急激に状況が悪化しました。テッドは私や同僚の意見に聞く耳を持たず、部下の批判ばかりします。部署の全員が、仕事を好きでなくなりました。

今年に入って既に同じ部署の2人が辞めました。まだ2月なのに! 2人は人事部との退職面談に呼ばれましたが、どちらもそれには応じませんでした。

2人は私にこう言いました。「人事部のシェリーとかいう人とはこれまで一度も話したことすらない。彼女は人事部で一番経験の浅い人。会社が本当に私たちの考えを知りたいのならもっと早く聞いてきただろうし、人事部のアシスタントなどに退職面談を担当させるはずがない」

私は、相手がシェリーだろうが誰だろうが、退職面談を受けたいと思います。私の部署の同僚が受けてきた不当な扱いについて、伝えたいのです。1点だけ躊躇するのは、私の妹も同じ会社で働いているということです。面談での私の発言によって、彼女に悪影響が及んでほしくありません。私の姉妹も転職活動中です。

面談で私はどこまで正直に話すべきでしょうか? 上司は部下に理由もなく怒鳴り声を上げ、部下の言葉を全て忘れてしまうような人であることを、人事部のシェリーに言うべきでしょうか? シェリーに真実を話すのであれば、この6か月間に起きたひどいエピソードをいくつか話そうと思います。でもシェリーに詳細を話せば、後に残る部署の人たちに迷惑がかかるかもしれません。

どうしたらよいでしょうか?



JJへ

転職おめでとう!

あなたの妹が同じ会社で働いていなかったとしても、私からのアドバイスは同じ。シェリーとの退職面談で本心をぶちまけるのはやめた方がよいだろう。何のメリットもない上に、悪影響をもたらすかもしれない。

あなたの言う通り、率直なフィードバックは部署の同僚に問題を引き起こす可能性がある。上司のテッドがあなたや同僚に耳を貸さないような人だったのに、人事部の新人が彼を変えられるなどと本当に思うのか?
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編集=遠藤宗生

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