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激化する競争

スターバックスはこうした消費者の態度の変化以外にも、激しさを増す競争に直面している。同社が過去に発表した年次報告書の中でも、クイックサービスレストランやグルメコーヒーを提供する店舗との競争激化について言及されている。

例えば、マクドナルドの「マックカフェ」は低価格で売り上げを伸ばし、クラフトコーヒーを扱う「サードウェーブ」のコーヒーショップは、高価格帯の市場でスターバックスのシェアを奪おうとしている。食品世界最大手のネスレが昨年、高級コーヒー店を展開する米ブルーボトルコーヒーの過半数株式を取得したことも、高級コーヒー市場の先行きに対する期待を反映したものと言える。

スターバックスはこうした挑戦に対応するための対策をすでに講じており、サードウェーブの「スターバックス リザーブ」を展開。また、客足の回復に向けたてこ入れ策として、3月からはリワードプログラムに加入していない顧客でも、モバイル決済の利用を可能にする。

今年1月にはエスプレッソ用の豆にブロンドローストを導入。そのほかフードメニューやコールドブリューコーヒー、クラフトコーヒーの種類も増やしていく方針だ。スーパーマーケットやその他の店舗で販売するボトル入り飲料やコーヒーの販売拡大にも、力を入れている。

編集=木内涼子

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