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Laura Hutton / Shutterstock.com

アップルはiPhone Xの後継機種の発売に向けて動いている。内部のコンポーネントには現在より安価な部品を使用するが、2018年後半に発売予定の端末のスクリーンサイズは現状よりも大きいものになりそうだ。

確度の高いリーク情報で知られるKGI証券のミンチー・クオ(郭明錤)が2月13日に公開した顧客向け資料によると、アップルは今年3モデルのiPhoneをリリースするという。また、その一つは6.5 インチの大型画面になり、ディスプレイはiPhone Xと同じOLEDになるという。

昨年発売のiPhone Xは5.8インチのOLEDディスプレイだったが、クオはアップルが今年、5.8インチと6.5インチのOLED端末をリリースすると予測している。iPhone Xの“大画面バージョン”的な6.5インチ端末をリリースすることで、より多くの顧客にアピールする狙いだ。

アップルは2015年に「Plus」シリーズを発売し、販売台数を大きく伸ばした。大画面のPlusシリーズの投入で、それまで買い替えをひかえていたユーザーらを説得することができたのだ。

一方で今年の最大の売れ筋となりそうなのが、暫定的に「iPhone SE2」と呼ばれている6.1インチのモデルだ。この端末は以前のSEと比較すると画面サイズは大きいが、ディスプレイには安価なLCD(液晶)を採用し、価格は699ドル程度になる。LCDディスプレイはiPhone 8やiPhone 7シリーズにも採用されていた。

iPhone SE2は、価格面からiPhone 8やiPhone 8 Plusに置き換わる存在になりそうだ。アップルは既にiPhone Xの減産に踏み切っており、クオはアップルがiPhone Xの製造を今年の夏で打ち切ると見込んでいる。

アップルはOLEDスクリーンやワイヤレス充電、顔認証といった最新テクノロジーを、他社から一歩遅れてiPhone Xに投入したが、今年の新端末で新たなスーパーサイクルを生み出したい考えだ。

アップルは2018年の第1四半期のiPhone Xの製造台数を半減させたのみならず、ここ数年、iPhoneのシェアの低下に直面している。ティム・クックとしては周囲の目をなんとか別の方向に持っていきたいはずだ。

編集=上田裕資

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