ライフスタイル

2018.02.18 15:00

ラグジュアリーの概念を変える 2018年に訪れるべき世界のホテル14選

コモ ウマ チャングー(インドネシア、バリ)


5. ロイヤル ランカスター ロンドン(イギリス、ロンドン)
ハイドパークの端に建つアイコニックなホテルの50周年を機に1億ドルを投じたリノベーションが2017年11月に完了した。
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411の客室とスイートのすべてに、低いシルエット、くっきりした線、随所にのぞくファッショナブルな色使いなど、ホテルの建造時代をしのばせる意匠を現代風にアレンジして取り入れている。そして客室の窓からのロンドン市街の眺望は改装前から変わらないままだ。

6. ラッフルズ オイロペスキー ワルシャワ(ポーランド、ワルシャワ)
東欧は新しい西欧なのだという意見がある。アジアのホテルブランド、ラッフルズもその流れに乗ろうとしたのか、19世紀ロシアでもっとも豪奢なホテルのひとつと呼ばれたホテル オイロペスキーに大改装を施すことにした。そして、ポーランドの建築家やデザイナーたちに歴史的建造物の保護活動家らが加わって、106の客室とスイートへとホテルを再生させようとしている。

レストランは野外テラスを備え、現代的なポーランド料理と昔ながらのメニューが饗される予定だ。
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アフリカ

7. アナンタラ トズール(チュニジア、トズール)
映画『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』のロケ地に選ばれたチュニジア南西部の都市で、サハラ砂漠観光の拠点。そのトズールの街が、高級感あるリゾートに生まれ変わろうとしている。

2018年夏にオープン予定のこのホテルは、93の客室とヴィラからなり、そのうちいくつかには専用プールが附属している。さらに充実したスパもあり、一日中開いているレストランではチュニジア料理に加えて、東南アジア発祥のホテルチェーンにふさわしく、タイ料理を楽しむこともできる。



ラテンアメリカ/カリブ海

8. シルバーサンズ グレナダ(グレナダ、セントジョージズ)
グレナダのグランド・アンス・ビーチに初めての大規模リゾートが3月にオープンする。そのシルバーサンズは、天然素材を室内装飾にふんだんに取り入れた43のスイートに加えて、カリブ海エリアで最長となる100メートルのスイミングプールが計画されている。旅行者や、9つある居住用ヴィラの住民は、スパや、海岸につくられたクラブ、2つのレストランを楽しむことができる。



9. ホテルカルデシアーノ(メキシコ、プエブラ)
メキシコの古都プエブラは、豊かな歴史とコロニアル様式の建築で人気の観光地だが、それにふさわしい魅力をそなえた宿泊施設はこれまでのところ欠けていた。そんな状況が一変したのが、2017年11月だ。

18世紀の建築物3つに78の客室とスイートを擁するこのホテルは、市街の広場や数々の名所旧跡から目と鼻の先にある。時の経過で美しく古びた煉瓦造りの建物にメキシコの現代アートが組み合わされたデザインもまた見所だ。

10. サドゥン リッツ・カールトン リザーブ(メキシコ、ロスカボス)
カリフォルニア半島最南端のリゾート、ロスカボス。ここにリッツ・カールトンが進出し、最高のホスピタリティで旅人をもてなそうとしている。サン・ホセ・デル・カボの海岸に面したこのリゾートホテルには155の優雅なヴィラが並び、その多くに専用プールが附属しているほか、2つのゴルフコースや砂漠植物園を楽しむこともできる。
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翻訳=待兼音二郎 編集=岩坪文子

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