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中国では毎年、旧暦の正月(春節)を前に世界最大規模となる人々の「大移動」が起こる。今年は元日が2月16日に当たり、15日からの一週間が連休だ。都市部で働く多くの人たちが、それぞれの故郷に帰省する。

中国新聞網が伝えたところによれば、春節の連休中に国内で旅行する人の数は今年、昨年より12%多い約3億8500万人に上ると推計されている。空港も道路も、鉄道も大混雑し、快適な旅ができないこうした時期の移動は、誰にとっても大変なものだ。ただ、中国では高速鉄道網が着々と拡大されていることから、状況は年々改善していくと見られている。

いずれにしても、旧正月の前後に交通量が急増する中国の「春運」の規模は、驚異的だ。米国では、感謝祭の時期が一年のうち最も多くの人が「大移動」する時期だが、昨年のこの休暇中に移動した人の数は、約5090万人とされている。つまり、中国の大移動の規模は、米国の7倍以上ということになる。

また、世界有数の規模の宗教行事とされるイラクの「アルバイン」で、2016年に聖地に集まった巡礼者の数は、約4000万人。昨年のイスラム教の大巡礼(ハッジ)で聖地メッカを訪れた巡礼者は、約200万人だった。以下、各国で起こる「大移動」の規模を紹介する。

各国の「大移動」の規模(単位:百万人)

中国/旧正月:385.0(2018年、予測)
米国/感謝祭:50.9(2017年)
イラク/アルバイン:40.0(2016年)
インド/クンブメーラ*:30.0(2013年)
サウジアラビア/ハッジ:2.0(2017年)

※クンブメーラは、ヒンドゥー教の暦に基づき12年に一度開催される祭典

編集=木内涼子

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