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Photo by Astrid Stawiarz/Getty Images

2010年公開の映画「ソーシャル・ネットワーク」で、マーク・ザッカーバーグの敵役として描かれたウィンクルボス兄弟は今や、仮想通貨分野で億万長者の地位にのしあがった。

映画のなかで、ハーバード大学のボート部に所属する双子のエリート兄弟として描かれる2人(キャメロン・ウィンクルボスとタイラー・ウィンクルボス)は、ザッカーバーグの才能に目をつけ、学生専用SNSの創設の話を持ちかける。しかし、彼らに利用されることを恐れたザッカーバーグは自身でフェイスブックを立ち上げた。

ウィンクルボス兄弟はその後、自分たちのアイデアが盗まれたとして、ザッカーバーグを訴えた。その訴訟の和解金として受け取った6500万ドルの一部を用い、2人は2012年にビットコインへの投資を開始した。

ボート選手として2008年の北京オリンピックにも出場経験を持つ2人は、乱高下を繰り返す仮想通貨市場の荒波を乗り越えてきた。2月7日、フォーブスが発表した「世界の仮想通貨長者ランキング」で、現在36歳のウィンクルボス兄弟は4位に入った。

「ウィンクルボス・キャピタル」の協同創業者である彼らの資産額はそれぞれ、9〜11億ドル(約960〜1180億円)と算定されている。

2人は2015年にニューヨーク本拠の仮想通貨取引所「ジェミニ(Gemini)」も設立し、「コインベース(Coinbase)」と並ぶ、米国で最も有名な仮想通貨取引所に成長させた。ジェミニの一日あたりの取り扱い高は現在、3億ドルにも及んでいる。

ウィンクルボス兄弟は取引所の設立にあたり、ニューヨークの金融庁と長年にわたり話し合いを重ねてきた。仮想通貨向けの投資銀行「Element」のCEOを務めるStan Miroshnikは「当局との交渉は数年間にも及んだ。彼らは極めて高いハードルを乗り越えたのだ」と語った。

※本稿における仮想通貨の評価額は2018年1月19日時点のものとした。

編集=上田裕資

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