次期アップルウォッチは「フォースタッチ」機能を拡大の見方

Lukas Gojda / Shutterstock.com

2018年末の発売が噂されるアップルウォッチの「シリーズ4」では、デジタルクラウン(竜頭)にもフォースタッチ(Force Touch)機能が搭載され、様々な入力が可能になるかもしれない──。アップル関連のブログ「Patently Apple」が先日、アップルが出願した特許について報告した。そこには次のような記述がある。

「竜頭のような入力デバイスが、与えられた力の大きさを検出する。入力デバイスにはつまみが付いており、回転式で横方向にも動く。つまみの動きはセンサーが検知し、シグナルに基づき力の大きさを測定する」

フォースタッチ機能は現行モデルのアップルウォッチにも搭載されているが、操作できるのは画面のみだ。フォースタッチはミュージックやマップ、ワークアウトなどネイティブのアプリだけでなく、サードパーティーのアプリでも利用されている。

現行モデルのデジタルクラウンは、タップやダブルタップ、長押しや回転させることで様々な機能と連携している。そこにフォースタッチが加われば、さらに操作性の幅が広がるだろう。

アップルウォッチの「シリーズ4」は9月に発表され、クリスマス前には売り出されると見られている。デジタルクラウンへのフォースタッチ搭載以外にも、睡眠データのトラッキング機能が向上するとの見方もある(睡眠追跡技術を専門とする「Beddit」を買収したため)。

また、ブルームバーグの報道によると、医療分野で活用されている心電図による心拍数モニター機能も加わるという。この機能ではアップルウォッチの筐体を2本の指で挟むことによって、心拍数を測定するとみられている。

編集=上田裕資

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事