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ヴィッキー・ホラブ 石油企業「オキシデンタル・ペトロリアム」CEO

男性中心の石油産業でCEOの座に上り詰めたヴィッキー・ホラブ(57)は“ロールモデル(模範)”と呼ばれることを嫌う。「私は幸運でした。アメリカンフットボールや、何人かの男性の手助けがなければ、きっと今いる場所にはいられなかったでしょう」

だが石油準大手「オキシデンタル・ペトロリアム」の急成長の陰には、間違いなく彼女の卓越した経営手腕がある。

18歳で石油関連企業シティーズ・サービスに就職、石油採掘に魅了されて以来、彼女は採掘現場と趣味のアメリカンフットボールの試合会場をひたすら往復するだけの日々を送ってきた。曰く、アメフトが「(男性社員との)共通の話題になって垣根がなくなった」と語る。

頭角を現したホラブはCOO(最高執行責任者)に就任した後も、「人を切らずに資産を切る」方針のもと、不動産や関連会社を切り離し、業者を見直す一方で、従業員を守り続けた。テクノロジーの導入にも積極的で、掘削機にセンサーやAI(人工知能)を搭載し、効率化によるコスト削減を図っている。

「私たちは石油メジャーのように事業統合し、配当も支払っていますが、堅調に成長し続けられる程度に会社の規模が小さいのです」


ヴィッキー・ホラブ◎アラバマ大学で鉱物工学の理学士号を取得後、石油関連企業シティーズ・サービスに就職。同社がオキシデンタル・ペトロリアムに買収された後は、ベネズエラやエクアドル、ロシアなど海外を中心にキャリアを積む。同社の会長兼COOを経て現職。

文=フォーブス ジャパン編集部  写真=ティム・パネル

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