フォーブス NYレストラン格付け最新版 五感を刺激する53店

Eleven Madison Park(Photo by Spencer Platt / Getty Images)


【殿堂入り】
ニューヨークを世界一のグルメ都市に導いた、言わずと知れた著名店。クラシックの殿堂入りはこの8店。

Aquavit(アクアビット)
Nippon(日本)
Nobu Downtown/Nobu 57(ノブ・ダウンタウン/ノブ57)
One if by Land, Two if by Sea(ワン イフ バイ ランド トゥー イフ バイ シー)
Peter Luger Steak House(ピーター ルーガー ステーキ ハウス)
The River Café(ザ・リバーカフェ)
Shun Lee Palace(シュン・リー・パレス)
‘21’ Club(21クラブ)

【3つ星 ★★★】
ABC Kitchen(エービーシー・キッチン)
Ai Fiori(アイ・フィオリ)
Antonucci Cafe(アントヌーチ・カフェ)
Aretsky’s Patroon(アレッツィーズ・パトゥルーン)
Avra Madison(アヴラ・マディソン)
Café Boulud(カフェ・ボウルド)
Carbone(カ―ボーン)
CUT by Wolfgang Puck(カット・バイ・ウォルフガング・パック)
Fusco(フスコ)
Gabriel Kreuther(ガブリエル・クリューサー)
Il Buco(イル・ブッコ)
JoJo(ジョジョ)
Junoon(ジュノーヌ)
Keens Steakhouse(キーンズ・ステーキハウス)
La Vara(ラ・ヴァラ)
Le Coucou(ル・クーコウ)
Maialino(マイアリーノ)
Marc Forgione(マーク・フォジョーニ)
The Mark Restaurant(ザ・マーク・レストラン)
Michael’s(マイケルズ)
Momofuku Ko(モモフク・コ)
Monkey Bar(モンキー・バー)
NoMad(ノマド)
Perry St(ペリーストリート)
Porter House Bar & Grill(ポーターハウス・バー&グリル)
The Simone(ザ・シモーネ)
Union Square Cafe(ユニオンスクエア・カフェ)
Vaucluse(ヴァウクルース)

約20年の歴史を持つ「JoJo」は1年のリノベーション期間を経て新装オープン。アンティーク調の内装は明るく、スタイリッシュで親しみのある雰囲気に生まれ変わった。長年愛されてきた伝統の料理に加え、巧みな素材の組み合わせで魅せる新たなアメリカン・クラシックのコースメニューが楽しめる。

シェフ、スコット・コーナントがイタリアのべネベントに住んでいた祖母からインスパイアされたという料理の数々を堪能できる「Fusco」は天然のホタテ貝が絶品。デザートは神技の域だ。スペインの地方料理にイスラム、ユダヤ料理に影響を受けた上品かつオリジナリティあふれる料理が楽しめる「La Vara」。今まで出会ったことのない革新的かつ印象的な味を求めるグルメにおすすめだ。

ユニオンスクエア近くの広々としたスペースに新装オープンしたコンテンポラリーアメリカンの「Union Square Cafe」は定番メニューも新たなメニューも今までと変わらず素晴らしい。時間に余裕を持った予約が必須だ。ビーフ愛好者を魅了し続けてきた「Keens Steakhouse」。ダークウッドをあしらった店内は1880年代の酒場の雰囲気で、並々と注がれるカクテルも名物だ。

「Il Buco」は居心地がよく素朴な雰囲気のイータリー。風味あふれる料理と魅力的なワインリストで何年にもわたりダウンタウンのトレンド好きの人々を惹きつけてきた。アメリカ定番料理が人気の「Aretsky’s Patroon」は3つ星の常連。中でもクラブケーキはニューヨークNo.1。旬でローカルな素材を贅沢に使ったニューアメリカン「Marc Forgione」はビッグアップルが誇る至宝のひとつ。シックな店内に漂う薪のグリルの香りが食欲をそそる。

「Gabriel Kreuther」が提供するのは、チョウザメ&ザワークラウト・タルトのキャビアのせなど、クリエイティブで贅沢な料理。アルザスの木造家屋にインスパイアされたという梁がめぐらされた広々としたダイニングルームは、一風変わった洗練の空間だ。「NoMad」のおすすめ料理のひとつはゴージャスなローストチキン。皮の下にはフォアグラとトリュフが塗り込まれている。マスターシェフのダニエル・ハムによる同メニューは、ニューヨークを代表する料理のひとつだ。

編集=岩坪文子

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