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2018.02.09

今すぐ簡単に幸せな気持ちになれる7つの方法

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4. 今の感情「名前」を付ける

自分が今感じている気持ちに名前を付けることは、その感情を鎮めることに役立つ。その時々に自分が経験していることを言葉にできることや、不愉快または苦しい気持ちを簡潔に表現できることは、ネガティブな思考サイクルを断ち切ることに大いに役立つ。

カリフォルニア大学ロサンゼルス校が行った研究では、マイナスの感情に名前を付けてみるだけで、不安と関わる脳の扁桃体、情動行動に関わる大脳辺縁系の活動が抑制されることが分かっている。


5. 自分を許す

その時々の自分の感情を認めてあげることができれば、私たちは無意識のうちにその感情から開放される。これは、マインドフルネスとも類似した心理療法の一つ「アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)」にも含まれている。ACTは、私たちが現在の状況を受け入れ、全ての瞬間が理想的なものではないと認められるようになることを目指すものだ。

私たちが状況だけでなく、その時々の自分のどのような感情も受け入れられるようになれば、その感情に伴う痛みも少し和らげられる。

6. 自分以外の人に意識を向ける

誰かの役に立つことは、私たちの幸福感を長期的に高めてくれる素晴らしい行動の一つだ。私たちの多くが直感的にこのことを知っており、宗教や哲学もこのことに基づいて確立されている。そして、これは過去の複数の観察研究によっても確認されている。

誰かのためにちょっとしたことをしてあげるだけでも、短期的には効果がある。今日はひどい一日だったと思う日に誰かに連絡し、どうしているか尋ねてみたり、何かしてあげられることはないかと聞いてみたりすることで、自分自身に向けられていた意識を相手に向けることになる。この意識を向ける先の転換が、私たちの心の状態に大きな効果をもたらすのだ。

7. 自分に優しくする

これは、上記の「許すこと」「認めること」と関連している。嫌な思いをしていることについて自分自身を罰するのではなく、優しくしてあげることだ。買えないようなものを買って散財してもいい、禁酒しようとしていたのに飲んでもいい、といったことではない。少なくとも何か健康的なことで、何か自分に優しいことをしてあげよう。

編集=木内涼子

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