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責任をプロセス化する

最近、私が指導しているチームに見られる問題の一つは、メンバー間の交流の仕方だ。メンバーの誰かが、もっと参加できるはずなのにしない場合、本来の結果を出すことは難しい。その主な原因は(A)自分の行動に責任を持っていない(B)自分の行動に対する責任をチームから求められていない、のいずれかであり、ともに責任のプロセス化によって解決する問題だ。

責任をプロセス化しただけでなく、コミュニケーション基準を設定した良い例を挙げよう。学生による掃除代行サービスを提供するスチューデント・メイド(Student Maid)のクリステン・ハディードCEOは、従業員同士で携帯メールを交わしてよいのは、打ち合わせの日時と場所を確認する時のみと決めている。

その他のことは、どんな些細なものであっても、対面もしくは電話でコミュニケーションを取らなければならない。ハディードは関係づくりの大切さを知っているからだ。

時間をかけて基準を明確化しても、それを実行する際に、責任システムが伴わなければ意味がない。責任の「ステップ」を、会議の最初か最後に加える、もしくは、フィードバックのための週間チェックの時間を予定に入れるといった対応ができるだろう。

私が所属していた米海軍特殊部隊「ネイビーシールズ」のROEでは、個々人での判断が求められる。しかし、この規定は、判断を下す際に基準となるガードレールの役割を果たして私たちの決定を容易にし、5歳児のような行動を防ぐこともできたのだ。

編集=遠藤宗生

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