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エディター、ライター

text by Ryoji Fukutome illustration by Adam Cruft

トップスラローマーとして世界で活躍した岡部哲也さん。現在はスキースクールなどを運営する会社、ネーヴェの代表だ。雪山を滑り、頻繁に海外を行き来する生活を送る岡部さんを魅了した腕時計とは?


1980年代から90年代にかけて、アルペンスキーの世界で活躍した岡部哲也さん。当時世界最強の名を欲しいままにしていたスーパースター、アルベルト・トンバにワールドカップ・オップダール大会で0.55秒差に迫り2位となった実績は、いまだに日本最高位タイである。

そんな時間の競技の第一人者の腕には常にロックマンが巻かれている。

「ロックマンとの出会いは2年前です。ジャーナリストの方にロックマン ジャパンの社長を紹介していただき、それからずっと着けています。もともと海外に行った時に見たり、ぼくの周りにも愛用者がいたので知っていたのですが、改めて説明していただくと、ぼくのライフスタイルにもマッチしていることがわかったので、今では5本持っていて、さまざまな場面で着用させてもらってます」

腕時計を複数本所有している人は珍しくないのだが、同じブランドのものを5本も持っているというのは希有でもある。それだけロックマンの時計のレンジが広いということなのだろう。

「TPOやファッションによって付け替えてます。腕元にアクセントが欲しい時とかは、差し色など遊び心を加えたり。スキーの時も、いまは必ずしてますね。雪の上では時に-20℃になることもあるので、時間は腕時計にしか頼れないのです。ロックマンは衝撃にも強いのですが、ぼくは守りたいという意識になるので、必ずフェイスを内側にして着けてます」

岡部さんは、ロックマンが耐衝撃にも強いことを知り、大好きなゴルフのプレー中もするようになったという。そして「ゴルフの時は、必ず右にします。なぜかその方がバランスがとれるんですよね」と楽しそうに笑顔を向ける。

そんななか、2016年はこのロックマンをよりよく知る機会に恵まれた。

「イタリア・エルバ島にあるロックマンの工房に、初めて行かせてもらったのです。マリーナの近くなので、トビラも三重になってたりと細心の注意を払っていて、そんななかで、小さな部品を組み上げていく職人さんの集中力には驚かされました。そういうのを見てから、より一層、この時計に愛着を感じるようになりましたね」

工房見学を経て、より一層ロックマンが好きになったという岡部さんに、改めてなぜロックマンに惹かれるのか聞いてみた。「ファッショナブルでスタイリッシュに使える時計。軽いとか使い勝手がいいとかは、もちろんあるんですが、そこまで説明する必要はない、と。ぼくはいいものをしてるんだということにつきますね」



LOCMAN/MONTECRISTO MOON
1986年、イタリアのエルバ島にて創業したロックマンは、数々の革新的なモデルを作り出すことによって成長してきた。このモデルは、薄めのベゼルとラグが特徴的なフラッグシップともいえるモンテクリストに、クロノグラフ、そしてムーンフェイズを搭載したもので300本限定。ムーブメントは、1884年創業の名門サプライヤー、レマニア社製だ。3つのインダイヤルに加え、12時位置下にムーンフェイズと日付表示が配置されている。

ムーブメント:レマニア社製 1883 Ref.543 手巻き
パワーリザーブ:約40時間
ケース素材:スチール&チタン
ケース径:41㎜
価格:¥600,000
問い合わせ:ロックマン ジャパン 03-6264-5552


岡部哲也◎1988年W杯で日本人最高位の2位入賞。冬季オリンピックではカルガリー、アルベールビル、リレハンメルに日本のエースとして出場。現在は「RITMOSnow Academy」、屋外アクティビティ施設「アミーチアドベンチャー軽井沢」私がこの時計を選んだ理由を主宰。

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text by Ryoji Fukutome

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