スパイス・ガールズが再結成へ、中国ではTV番組も制作か

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世界中のファンが待ち望んでいたスパイス・ガールズの再結成がとうとう実現する見込みだ──。まず、メンバーの1人のヴィクトリア・ベッカムが2月2日、インスタグラムにオリジナルメンバー5人で撮った写真をアップした。その直後には、90年代にスパイス・ガールズを一躍有名にさせ、「アメリカン・アイドル」のプロデューサーとしても知られるサイモン・フラーが写っている写真も投稿された。

その後、ヴィクトリアの代理人が、スパイス・ガールズが再会したことを書面で認めた。明確なスケジュール等は書かれていないが、5人が同じ方向を向いていることは確かのようだ。

ニュースメディア「Entertainment Weekly」に掲載された5人の声明によると、メンバーは「互いに近況報告したり絶頂期の思い出を語ったりして楽しんだ」という。そして「世界中がスパイス・ガールズに注目していることにいつも驚かされる」とも記されていた。声明の最後は「一緒に新たな可能性を追求する時が来た」と含みのある言い回しで締めくくられていた。

この報道を受け「新たな可能性」が何を意味しているかについて憶測が広がり、さらに踏み込んだ報道も出てきた。

タブロイド紙「ザ・サン」は、5人はベスト盤を発表し、中国でテレビ番組をプロデュースし、大手ブランドと契約することが考えられるが、新曲の発表やライブは行わないだろうと伝えた。

スパイス・ガールズは前回の再結成で「The Return of the Spice Girls」と題したツアーを開催。2007年~2008年にかけてアメリカ、カナダ、スペイン、ドイツ、イギリスで50回足らずの公演を行い、1億ドル(約110億円)以上の売上を記録した。

新曲を発表するのか、テレビに出演のみになるのかは不明だが、ファンにとってはうれしいニュースだ。スパイス・ガールズにとって2018年は大きな年になるだろう。

編集=上田裕資

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