部下に嫌われる上司が取る10の行動

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6. いざという時に部下を守らない

「私は皆をサポートする」と言いつつ、会社のくだらない制度や役員の命令を前にすると怖気づき、従業員を守ろうとせずに「例外は認められない」「私が決めたことではない」などと息巻く。

他人が立てた計画を実行するだけの人は、リーダーとは呼べないし、大人であるとも言えない。いざという時には、きちんと声をあげること。

7. 部下の問題を本人ではなく人事に伝える

部下の問題(例えば、いつも10分遅れて出社する部下など)についてやきもきしているのにもかかわらず、それを本人に直接言わずに人事に伝える。これは弱虫がやることだ。

部下は、上司が自分に満足していないのであれば、それを知りたいと思うものだ。勇気を持って部下と直接話すこと。あなたも、自分の上司には同じことをしてほしいはずだ。

8. 部下の休暇申請の承認を何度リマインドされても忘れる

部下が休暇の予定も立てられない状態にしておいて、どうして部下はあなたが定めた目標を気にかけようと思えるだろう?

9. 部下の厚意につけ込む

わざわざ午後4時半になるのを待って、「残業してこの報告書を仕上げること」と命じる。自分は早く帰宅するにもかかわらず、部下には遅くまで働かせる。

「このプロジェクトを週末までに終わらせなくてはならない。皆のために!」などと言って部下に罪悪感を抱かせようとするが、そんなのはでたらめだ。

実際には自分のために部下に仕事をやらせていることを知っているくせに、「皆のためにやってほしい」などと言うダメ上司にはならないように。

10.「ありがとう」を言わない

もし本当に相手に感謝しているなら、1日に40回「ありがとう」と言ってもいい。感謝するのをもうやめてほしいと部下が思うなら、そうあなたに伝えるだろう。


以上、もし一つでも身に覚えがあれば、今こそより注意を払い、リーダーシップを高めていくのに最適な時だ。

編集=遠藤宗生

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