顧客らはランダムに選ばれた5つの仮想通貨の詰め合わせセットを、USBウォレットで受け取ることになる。例えば75ドルを支払った場合、手数料の25ドル分を差し引いた50ドル分のライトコインやMonero(モネロ)、Dogecoin(ドージコイン)が入った特製のウォレットが送られてくる。
CBlocksによると、仮想通貨の選定は同社が独自に開発したアルゴリズムを用いて行われるため、そのコインが将来的に値上がりするものであるかどうかは確約できないという。しかし、仮想通貨への投資はそもそも非常にギャンブル性が高いものであり、このような奇妙なサービスも一部の仮想通貨マニアには受け入れられるのかもしれない。
ビットコインの価値は昨年末には2万ドル近くまで上昇したが、先日は1万ドルを切る水準まで暴落し、360億ドルに及ぶ時価総額が失われた。そんな状況下でCBlocksの提供するサービスがハイリスクであることは明らかだ。
しかし、仮想通貨バブルはまだ完全にはじけたとは言えない状況下で、ビットコインに代わるアルトコインに期待を寄せる人々からCBlocksのサービスは支持を集めるかもしれない。