サムスンが公開したスマホ向けイメージセンサー「ISOCELL」のウェブページによると、新しい3層イメージセンサーを用いて、いくつかの新機能が実現される。画像データのエクスポートの速度が格段に上がることで秒間480フレーム、1080p HDの解像度でのスーパースローモーション撮影が可能になる。理論上は720pで秒間960フレームも可能だ。
問題はこのスーパースローモーションがすべてのS9に搭載されるのかどうかということだ。Exynos採用モデルのみに限定され、SnapDragon採用の米国向けモデルには搭載されないかもしれない。サムスンは他にもオートフォーカス機能の反応の速さを高めたという。
Galaxy S9のバッテリー容量はS8やS7と同じになる見込みだが、サムスンはカメラの画質の面などで他社に対するアドバンテージを明確に示してくるようだ。
S9 Plusにはデュアルレンズカメラが搭載される可能性もあり、過去のモデルと比べて大きく進化するかもしれない。いずれにせよS9シリーズには速さと反応の良さを改善するための新たなテクノロジーが、多数盛り込まれることは間違いないようだ。