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アルゴリズミアCEOのDiego Oppenheimer(前列中央)、CTOのKenny Daniel(後列左から2番目、photo by Algorithmia)

6万を超える開発者が利用する世界最大のアルゴリズムのマーケットプレイス「Algorithmia(アルゴリズミア)」は、コミュニティが作成した機械学習モデルを使ってアプリケーションの開発を容易にするサービスを提供している。現在、4500以上のアルゴリズムが登録されているが、その多くは機械学習関連だ。

昨年の暮れ、アルゴリズミアはデータサイエンティストが機械学習モデルをデプロイし、アルゴリズミアのクラウドかオンプレミス(企業等が自社保有するシステム)のアーキテクチャを使ってホストする新サービスを立ち上げた。

アルゴリズミアの設立は2013年12月。これまでに合計1300万ドルを調達している。同社の共同創業者兼CEOであるDiego Oppenheimerは、ウルグアイ出身だ。彼はカーネギーメロン大学に進学するために渡米し、同大で情報システム学の理学士号とデータアナリティクス学の修士号を取得した。

アルゴリズミアを設立する前は、マイクロソフトでプログラムマネジャーとして勤務し、Excel SQL ServerやPowerPivot、PowerQuery、Power BIといった大型データプロダクトの開発に携わった。

Oppenheimerは共同創業者兼CTOのKenny Danielとアルゴリズミアのビジネスモデルを考案した。Danielは当時、博士号の取得を目指していたが、AIや機械学習が世の中に大きなインパクトを与えることに気が付いたという。

「研究者用から世界中の企業や開発者にとって利便性の高いサービスへ転換することが一番大変だった」とOppenheimerは話す。

彼らがたどり着いたソリューションは、データサイエンティストや機械学習のエンジニアらがモデルを開発し、マネタイズできるマーケットプレイスを作ることだった。彼らは、最も先進的なAIに誰でもアクセスできる環境を整えることを目指したという。

「そう遠くない将来、アルゴリズミアのマーケットプレイスに登録されているモデルをアルゴリズムが組み合わせ、人間の手を介すことなく全く新しいアプリケーションが生み出されるようになるだろう」とOppenheimerは話す。

白黒写真をカラー化する技術

OppenheimerとDanielは、機械学習がまだ注目される以前に研究者や開発者にビジネスモデルについて話をしたところ上々の反応が得られ、起業する大きな後押しになったという。2人は、数年前に「Hacker News」で初めてアルゴリズミアの構想を公開し、すぐに800を超える開発者が登録をしたという。

編集=上田裕資

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